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今季は熾烈な中段争いが実現するか!? 角田裕毅、シューマッハー、マゼピンの同期3人は自信も気合も十分

THE DIGEST編集部

2022.01.11

 F3、F2ともに、参戦2年目でタイトルを獲得していることから、F1でも2年目の飛躍が期待されるミックは、2022年の課題として「今、僕たちはチームとしてのやり方を見つけ出しているので、それが新シーズンの僕らを助けるだろう。もし今、開幕戦を迎えたとしたら、とても力強いスタートが切れると思う。シーズンが進むにつれて他チームとの差は小さくなり、彼らの前にも出られるだろう」とポジティブな展望を示している。

「新シーズンに対しても、自分自身に対しても期待している。うまくいけば、良い一歩が踏み出せるだろうし、そうなると確信している。自分に何が求められるか知っているし、自分が何をしなければならないかも明確に理解している。今は、(新レギュレーションの下での)新しいコンセプトの車に適応できるよう備える必要がある」

 一方、昨季は開幕前からプライベートでの不適切な行為で批判を浴び、コース上では単独スピンや他車への妨害などでF1ドライバーとしての適性にも疑問符がつけられながら、徐々にではあるが、改善もしていったマゼピンは、デビューイヤーでの自身について「5段階評価での4」と高い数値を与えている。
 
「5はエクセレント(優秀)を意味するが、エクセレントがどういう状態なのかが分からない。今がそうだと思っても、明日はもっと良くなるかもしれない。だから今の自分に与えられる最高の評価が4なんだ」と語る彼からは、今後に向けての自信も窺える。

「バーレーン(2コーナーでリタイア)や他の多くのレースで自分のパフォーマンスは良くないと感じたし、ハードに突っ込み過ぎてラップを落としたこともある。しかし、良かったレースもあり、シルバーストーン、サンパウロ、メキシコでは良かったと思っている」と、自身の進歩を強調する強気な22歳は、「中段争いに向けて準備もできている」と新シーズンに向けて気合も十分である。

 今季はアルファロメオからデビューする周冠宇がルーキーとして注目を浴びることになるだろうが、昨季は実現しなかった2年目の同期たちの熾烈な対決にも期待したいところだ。

構成●THE DIGEST編集部

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