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沈黙を保つF1前王者のハミルトン、弟は「少し休憩をとっているだけ」と明かす。リカルドはフェルスタッペンとの争いに“羨望”を隠さず

THE DIGEST編集部

2022.01.07

引退も囁かれているハミルトン。しかし、周囲は現役続行を熱望している。(C)Getty Images

引退も囁かれているハミルトン。しかし、周囲は現役続行を熱望している。(C)Getty Images

 昨季、F1最終戦アブダビ・グランプリでトップを快走し続け、前人未到8度目の世界王者を確定的にしたメルセデスのルイス・ハミルトンだったが、残り5周でのセーフティーカー導入によって状況は一変、不利な立場に陥ってのファイナルラップでのレース再開でマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に追い抜かれるという、あまりにショッキングな形でタイトルを逃すこととなった。

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 レースの後はフェルスタッペンを称え、レースコントロールの中途半端な裁定に対して上訴したチームに対してこれを撤回するよう要請するなど、潔いその姿勢が称賛を受けることになったが、やはり失望は大きかったようで、その後はSNSも含めていっさいの声明を発することなく、周囲ではその去就について様々な憶測が流れている。

 彼がF1に幻滅して引退を検討しているという報道も流れ、元F1最高責任者のバーニー・エクレストンらはこの歴代最強の英国人ドライバーがもうサーキットには戻って来ないと予想しているが、メルセデスはSNSでハミルトンの写真とともに「逆境は人々を破壊するが、記録を破る者もいる」という英国の哲学者ウィリアム・アーサー・ウォードの至言を引用して、昨年末にF1ドライバーとしては4人目となるナイトの称号を得た36歳が、今後も戦いを続けることを暗に示唆した。
 
 また、ハミルトンの弟ニコラスは兄が「元気だ」と明かし、「ソーシャルメディアで何も投稿していないのは、少し休憩をとっているからだと思う。ルイスを責める気にはならない。ソーシャルメディアは、時にとても害のあるものとなる可能性があるからね。彼はとてもカッコいい」と、ハミルトンの現状を説明している(スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』より)。

 メルセデスのトト・ヴォルフ代表はアブダビGPの後、「ルイスは史上最高のドライバーであり、レースを続けてほしい。レーサーとして彼は今、ピークにあるので、続ける必要があると心から言いたい」と現役続行を望んだが、昨年末に国際自動車連盟(FIA)の第10代会長に就任したモハメド・ビン・スライエムも、ハミルトンやメルセデスが年間表彰式を欠席したことには苦言を呈しながらも、来季以降も彼らが必要な存在であることを強調する。
 

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