一方でチーフ・レースエンジニアのジョナサン・エッドルスは、「急速に路面が乾いていくコンディションのなかで、最後に順位を落とし、我々はQ２進出を逃した。（ホームレースということで）ファクトリーからグランドスタンドに駆け付けていた多くのスタッフの前で、とてつもない失望を味わい、大打撃を受けた」とコメント。そのうえで、次のように前を向いた。
「しかし、我々は気を取り直し、ここから何かを得ていくだろう。今はスプリントが楽しみだ。とても積極的なプランを用意している。天気の助けもあるかもしれない」

　アルファタウリの早期敗退に対する現地メディアの反応を見ると、地元イタリアの自動車専門サイト『MOTORIONLINE』は「イモラでのアルファタウリの災害だ」「アップデートはファエンツァのチームに望ましい効果をもたらさなかった」、角田については「悲惨な週末のスタート。予選の大失敗により、スプリントでリカバリーを開始する必要がある」と記述。英国の『THE RACE』は「ホームでの酷い予選。角田もガスリーもQ１で脱落」と報じている。

構成●THE DIGEST編集部

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