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バレーボール

【男子バレー】「個の力」が噛み合い4位と好調な“龍神NIPPON”!世界選手権では2m級“大学生トリオ”に期待

THE DIGEST編集部

2022.07.06

 本来ならばオリンピックまでの4年サイクルで、1年目は複数のメンバーから選手を絞り、世界選手権が行われる2年目に大枠を固め、オリンピック予選が行なわれる3年目にはメンバーやチームが固められるのが理想だ。

 しかし東京五輪の1年延期に伴い、限られた時間しかない。指揮を執るフィリップ・ブラン監督は、東京五輪でもコーチを務め、日本選手に対する知識や、選手からの信頼も厚く申し分ないが、今年度のチーム発足時から選手を絞り込んできた一方で、10代や20代の大学生たちを積極的に招集したい考えも示してきた。
 
 具体的に名前が挙がったのは、東海大4年のミドルブロッカー佐藤駿一郎や、筑波大1年の牧大晃、専修大1年の甲斐優斗といった、2mクラスの選手たち。全員日本代表登録選手として選出されており、甲斐はネーションズリーグの登録25名にも選ばれているが、大学での授業やリーグ戦と重なり、残念ながら合宿に招集される機会は限られ、牧、佐藤も大学での試合やスケジュールが優先される形になった。

 現在ネーションズリーグを戦う14名は、ブラン監督が描く理想とするバレーを体現する選手たちであるのは間違いない。だが、東京五輪前の髙橋藍や大塚が一気に成長する姿と重ねれば、高さと未知の可能性を持った若い選手たちに寄せられる期待は高い。大阪大会を戦う選手たちの活躍に加え、ネーションズリーグ後に世界選手権へ向けた合宿でどんなメンバーが新たに招集されるのか。今後も注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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