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モータースポーツ

英専門メディアがF1前半戦の全ドライバーをランク付け! フェルスタッペン、角田裕毅、ガスリー、ルクレールらの評価は?

THE DIGEST編集部

2022.08.05

 記事では、全選手について寸評が記されているが、その中で主なところを紹介すると、ここまで8勝を挙げているフェルスタッペンについては「王者は完璧なドライビングを続け、最も近いライバル(ルクレール)にすら80点差をつけた。すでにトロフィー(年間王者)に片手が届いている」、ルクレールに対しては「7回のポールポジションを獲得しながら、最速マシンで優勝3回は芳しくない。チームの戦略ミスが続かなければ、より良い結果を得られるだろう」と、それぞれ綴っている。
 
 序盤の悲惨な状況から立ち直り、現在はコンストラクターズランキングでフェラーリを猛追しているメルセデスの2人については、ラッセルが「シルバーストーン以外で5位以下のフィニッシュがなく、ついたあだ名が『ミスター堅実』。経験豊富なチームメイトを上回る速さも見せた」、ハミルトンは「序盤はポーパシングに苦しんで迷いも見えたが、車が改善してからは5戦連続表彰台へ。ラッセルの先行を気にすることもなく、速さを求めるチームに呼応して極端なセットアップを選択したことは称賛に値する」との記述だった。

 中団争いに参戦しているベテランに目を向けると、アロンソについては「最初は運がなかったが、スペインGP以降は常にトップ10を記録。41歳になったが、そのスピードは彼自身の走行距離計に逆らい続けている」、今季限りでの引退を発表したヴェッテルには「4度の世界王者はチームメイトを完全に破ってはいない。車が貧弱なものであっても、彼であればもっと多くのものが期待できるはず」と、厳しい内容となっている。

 その他では、シューマッハーが「マグヌッセンに追いつくために無謀なドライブも散見したが、シルバーストーンで初入賞し、オーストリアでは6位と、努力で希望を掴んだ」、ルーキーのジョウは「堅実ではあるが、目を見張るものもない」、最低ランクとなったリカルドは「車が彼に合っていないのは周知のことだが、ノリスよりも何マイルも遅い……。このスポーツは残酷だ」、そしてラティフィは「一貫してチームメイトより遅く、ライバルチームが雇いたいと思うドライバーではない」との寸評となった。
 
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