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モータースポーツ

角田裕毅、充実の夏休みを経て後半戦へ。多くの専門メディアは未発表の去就に言及「現在の地位を維持したければ――」

THE DIGEST編集部

2022.08.25

 イタリアの自動車専門サイト『MOTORIONLINE』は、後半戦に臨む角田について「ベルギーGPに角田は全力を尽くす。多くの浮き沈みの中で前半戦を過ごし、凡ミスでチームのポイント獲得に大きな影響を及ぼすこともあった日本人選手は、チャンピオンシップの最後の“突撃”に向けて最大の集中力を持って臨み、来季のシートを獲得したいと考えている」と綴った。
 
 このように、まだ発表されていない彼の来季以降の去就に言及するメディアは少なくなく、『GRANDPX.NEWS』は「角田が2023年の契約延長へ。彼はアルファタウリでのシートについては心配する必要がなさそうだ。(中略)レッドブルのヘルムート・マルコ顧問は、角田に満足しているようだ」と報じ、『GPBLOG』はレッドブル・ジュニアチームに彼の代役を務められる確実な人材が見つからないのを理由に「レッドブルは角田を維持するのが賢明だ」と主張している。

 一方で、『f1sport.it』は、ベルギーGPでレッドブル・ジュニアチームのリアム・ローソン(今季はF2参戦&F1テスト兼リザーブドライバー)がピエール・ガスリーに代わってフリー走行1回目でスパを走ることを紹介し、「ローソンが良い方向性を示すことができれば、首脳陣はドライバー変更を検討するかもしれない」と予想して、角田に対しては「現在の地位を維持したければ、今後のレースでミスを避けて良いレースをする必要がある。ベルギーGPでのポイント獲得だけでなく……」と指摘した。

 もっとも、角田が後半戦で躍進を遂げるためには、車の性能や安定性の向上も不可欠である。英国のモータースポーツ専門サイト『THE RACE』が前半戦の各チームを格付けした記事において、アルファタウリはウィリアムズに次いで2番目に悪い評価を頂戴し、「中団争いにおいてより強力チームとなることが期待されたが、十分ではなかった」と記されたが、後半戦で悪い流れを変えることができるだろうか。スパでは、角田、AT03の両方のパフォーマンスに要注目である。

構成●THE DIGEST編集部
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