そこで始まる新シーズンに向け、3年目を迎えるチームでの目標は昨シーズン逃した「プレーオフ準決勝進出」。そのために、「今までプレーで引っ張ってくることがほとんどだったが、言葉をもっとうまく使ってチームをまとめていく。日本代表でのキャプテンたる振る舞いを意識しながら取り組みたい」と抱負を述べた。リーダーシップの発揮は、ロベルト・ピアッツァ監督たっての要望であり、すでに昨シーズン終了時に伝えられていたという。
個人スキルの目標は、やはり己に求められている「勝負どころの1点を取り切る力」の獲得だ。自らのアピールや信頼されるパフォーマンスで打数を増加させ、課題のシーンを数多く経験することで腕を磨きたいのだという。
今シーズン、リーグ全体のレベルが上がり激戦が予想されるセリエA。そこはハイレベルかつ緊張が走る状況下で、すでに頭の中にある引き出しをフルに使い鍛錬できる絶好の舞台となるはずだ。そして、日本代表の大黒柱はさらなる進化を見せつけてくれるに違いない。
突入するイタリアでの8シーズン目を背番号14は「今後の僕のキャリアにとって、とても重要なカギとなるシーズン」と位置付けた。
「昨シーズン惜しいところで終わってしまい、準決勝進出という目標を叶えられず。そして今シーズン日本代表の試合もフランスに惜しいところで負けて、シーズンと試合ともに悔しいケースが最近とても多い。苦しいというか、レベルの高い試合を勝つことが僕のこれからの成長のために必要なことだと思っている」
アタック、サーブと守備はいずれも高い確率を設定してレベルアップ、その上、フィジカルを鍛えてさらに最高到達点を上げたいなど、プロバレーボール選手としてその向上心は留まるところを知らない。
目指す世界のトップへは、「手の届く範囲にあると感じている。本当に何かひとつのきっかけで大きく変わると僕自身は感じている。そのきっかけは、強豪チーム、トップ4に対しての勝利。今シーズン、ビッグ4を倒すことでより近づくと思っている」と頼もしい。強豪との対戦時には、善戦で満足から絶対に勝利へとメンタル面でも大きな変化を実感しているという。
「強い意志、覚悟を持って取り組んでいきます」
そう力強く飛躍を誓った石川はこの翌日に再び日本を離れイタリアへ出発。現地時間10月2日のセリエA2022‐23シーズン開幕戦で、ミラノは石川の古巣チステルナ(旧ラティーナ)とホームでシーズン初白星を狙う。
構成●THE DIGEST編集部
個人スキルの目標は、やはり己に求められている「勝負どころの1点を取り切る力」の獲得だ。自らのアピールや信頼されるパフォーマンスで打数を増加させ、課題のシーンを数多く経験することで腕を磨きたいのだという。
今シーズン、リーグ全体のレベルが上がり激戦が予想されるセリエA。そこはハイレベルかつ緊張が走る状況下で、すでに頭の中にある引き出しをフルに使い鍛錬できる絶好の舞台となるはずだ。そして、日本代表の大黒柱はさらなる進化を見せつけてくれるに違いない。
突入するイタリアでの8シーズン目を背番号14は「今後の僕のキャリアにとって、とても重要なカギとなるシーズン」と位置付けた。
「昨シーズン惜しいところで終わってしまい、準決勝進出という目標を叶えられず。そして今シーズン日本代表の試合もフランスに惜しいところで負けて、シーズンと試合ともに悔しいケースが最近とても多い。苦しいというか、レベルの高い試合を勝つことが僕のこれからの成長のために必要なことだと思っている」
アタック、サーブと守備はいずれも高い確率を設定してレベルアップ、その上、フィジカルを鍛えてさらに最高到達点を上げたいなど、プロバレーボール選手としてその向上心は留まるところを知らない。
目指す世界のトップへは、「手の届く範囲にあると感じている。本当に何かひとつのきっかけで大きく変わると僕自身は感じている。そのきっかけは、強豪チーム、トップ4に対しての勝利。今シーズン、ビッグ4を倒すことでより近づくと思っている」と頼もしい。強豪との対戦時には、善戦で満足から絶対に勝利へとメンタル面でも大きな変化を実感しているという。
「強い意志、覚悟を持って取り組んでいきます」
そう力強く飛躍を誓った石川はこの翌日に再び日本を離れイタリアへ出発。現地時間10月2日のセリエA2022‐23シーズン開幕戦で、ミラノは石川の古巣チステルナ(旧ラティーナ)とホームでシーズン初白星を狙う。
構成●THE DIGEST編集部