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鮮烈デビューのデ・フリースが来季は角田裕毅とコンビ結成か!? ガスリーはアルピーヌ移籍が濃厚と欧州専門メディア

THE DIGEST編集部

2022.09.21

 これに対し、デ・フリースは母国のテレビ番組『Humberto op Zaterdag』で、オーストリアに赴いてレッドブルのヘルムート・マルコ顧問と会談したことを告白。また、「アルピーヌとは7月から連絡を取っており、ブダペストでテストを行なうことになっている」とも明かした。

 また彼は「自分が、チームを選択できるような贅沢な立場にいるのかどうかは分からない。僕自身がコントロールできるものではない」と、あらゆる可能性があることを強調したが、一方でフランスの専門サイト『AUTO Hebdo』は、すでに両者の間で2023年に向けて合意に達したようだと伝えている。
 
 イタリアの専門サイト『MOTORIONLINE』も、「オランダ人はウィリアムズとの契約を断念した上で、メルセデスとのこれまでの関係にもかかわらず、レッドブルを選択する。これでアルピーヌはガスリーと契約を結ぶことが可能となり、間もなく発表されるだろう」と、ほとんど決定事項として報じている。

 レッドブル・グループについては、新たなドライバー起用にはジュニアチームからの昇格という選択肢もあるはずだが、『GPBLOG』はリアム・ローソン、デニス・ハウガー、ユアン・ダルバラ、岩佐歩夢らF2で活躍する候補の名前を挙げながらも、「マルコ顧問は、F1へのステップを踏み出せるほどに成熟した人材はいないと考えている」と紹介して、この可能性を否定。むしろ、マルコ顧問は前述のハータ招聘を望んでおり、これを阻んだFIAの規定に不満を持っていることを紹介した。

 となると、来季は角田裕毅がチームメイトとして年上で実績十分のルーキーを迎えることになる可能性が強くなる。日本人ドライバーについては、いまだ契約延長の発表がされておらず、残留濃厚の報道が多くの海外メディアから発信される一方で、代役候補として前述のジュニアチームのドライバーの他、今季のF2を制したフェリペ・ドルゴビッチ(アストンマーティンの育成契約を交わしたばかりだが)などの名前が挙げられている。

 いずれにせよ、現地メディアによれば間もなく全ての答えは出されるようであり、チームからの発表を待ちたいところだ。

構成●THE DIGEST編集部
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