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モータースポーツ

契約延長の角田裕毅はF1で4年目を迎えられる? 専門メディアは「わずかな改善では不十分」と来季へ課題も指摘

THE DIGEST編集部

2022.09.27

 まさに来季はF1キャリアにおける勝負の1年となりそうだが、その前にまだ、今季の残りシーズンでも、角田は来季に向けて可能性を示す必要がある。サマーブレイク以降、結果は残せていないものの、彼は随所で速さを見せており、先日行なわれたスポーツ専門メディア『GIVE ME SPORT』でのインタビューでも、手応えを掴んでいることを明かしている。

「休み明けのレースは、いずれも非常に良かったです。どの週末でも、シーズン前半戦に達成した進歩を維持できており、今後もそれを継続することを目指しています。スパとオランダでのパフォーマンスは、非常に良かったと思います。ロングランでもかなりのペースだったので、すぐに自信が持てました」。
 
 F1ドライバーとして、自身の成長ぶりに自信をつけ始めた角田。その視線は、早くも次戦を見据えている。「ここまでのパフォーマンスにはとても満足しているし、チームとの仕事にも満足しています。今は理想的な状況ではなく、パフォーマンスも確かなものではありませんが、それでもチームと協力し、レースの度に車から最大限の力を引き出すことを楽しんでいます」

 また彼は、ドイツのモータースポーツ専門メディア『MOTORSPORT TOTAL.COM』でのインタビューで、自身の語学力について言及し、「徐々に慣れてきて、日本語を話すように、少しずつ口調が自然になっているのを感じます。自信が持てるようになったからです。英語を話すのが大好きで、語彙の面でも自分自身をうまく表現できるようになっていると感じています」とコメント。悪い意味で話題となってきた、無線での“罵声”やスラングについても、改善できていることを強調した。

 残りのシーズン、そして来季の更なる飛躍へ。F1ドライバー角田の戦いはこれからも続く。

構成●THE DIGEST編集部

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