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モータースポーツ

角田裕毅の2022年シーズンを英紙が総括! アルファタウリには最低評価…「ドライバーが力を発揮できる車ではなかった」

THE DIGEST編集部

2022.11.24

 同じく英国の日刊紙『METRO』は、10段階評価の「4」と厳しめで。これは、「2」のニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)、「3」のダニエル・リカルド(マクラーレン)に次いで低いもので、同メディアは角田を「迫力に欠けた」とネガティブに評し、さらに以下のように続けている。
 
「車のパフォーマンスの貧弱さに苦しむ状態では、角田がF1での2シーズン目でどう改善されたかを確認するのは難しかった。それゆえに、2023年は彼のキャリアにとって、極めて重要なものとなるだろう」

 なお、『The Telegraph』紙はチーム単位での評価も行なっており、アルファタウリは「ひたすら困難なシーズンを過ごした」として、10チーム中で最低の評価となった。獲得ポイント35点でコンストラクターズランキング9位に終わったイタリア・ファエンツァのチームに対する寸評は、以下の通りである。

「2019年以降、アルファタウリ(トロロッソ)は中団争いでポイントを争う堅実なチームだったが、今季はウィリアムズだけを上回る残念な結果に終わった。予選で6番目の速さを記録するも、決勝で結果を残すのに失敗。1レースでの最高ポイントは「10」(アゼルバイジャンGPでのガスリーが5位入賞)止まりだった」

「アルファロメオ同様、年間を通して後退を続けた数少ないチームだ。これは、ドライバーのパフォーマンスが貧弱だったことを意味しないが、必然的に彼らが心を痛めるような瞬間が幾つも訪れた。基本的に、ドライバーが何をしようとも、AT03には十分な速さはなかった」

構成●THE DIGEST編集部
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