しかし、バーチャルミックスゾーンで島田が口にしたのは、演技内容への不満だった。
「優勝できたことはすごく嬉しいのですが、(トリプルアクセルと4回転トウループの)2本降りる、ということを目標にしていたので、演技の内容には満足いっていないです」
メダリスト会見でも、中央に座った島田は、あどけなく愛らしい声でアスリート魂がにじむ受け答えをしている。プログラムの初めでミスが出てもその後崩れない強さはどこからくるのか、と問われると、次のように答えた。
「私は2年前ぐらいから(トリプル)アクセルに挑戦したり、4回転に挑戦したりして、ほぼそれからずっと挑戦してきたので。挑戦するジャンプ以外は失敗したら勝てない、という試合が多くて、その経験をたくさんできているので、ミスを引きずらないようにできたのかなと思います」
日本女子はジュニア世代もレベルが高く、このジュニアグランプリファイナルにも中井亜美(4位)、吉田陽菜(6位)が進出している。切磋琢磨し合う環境が、島田の強さを作っているのだ。
また、今季からシニアの試合に出場できる年齢の引き上げが段階的に行なわれており、島田は2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪には出場できないことになった。シニアに上がるまで時間がかかることに関しての考えを問われた島田の答えは「年齢が変わっても変わらなくても、自分がやることは同じ」と明快だった。
「ジュニアの時期が長くなったので、その分世界ジュニア連覇やユースオリンピックに出ることを目標に、変わらず努力していきたいと思っています」
「優勝できたことはすごく嬉しいのですが、(トリプルアクセルと4回転トウループの)2本降りる、ということを目標にしていたので、演技の内容には満足いっていないです」
メダリスト会見でも、中央に座った島田は、あどけなく愛らしい声でアスリート魂がにじむ受け答えをしている。プログラムの初めでミスが出てもその後崩れない強さはどこからくるのか、と問われると、次のように答えた。
「私は2年前ぐらいから(トリプル)アクセルに挑戦したり、4回転に挑戦したりして、ほぼそれからずっと挑戦してきたので。挑戦するジャンプ以外は失敗したら勝てない、という試合が多くて、その経験をたくさんできているので、ミスを引きずらないようにできたのかなと思います」
日本女子はジュニア世代もレベルが高く、このジュニアグランプリファイナルにも中井亜美(4位)、吉田陽菜(6位)が進出している。切磋琢磨し合う環境が、島田の強さを作っているのだ。
また、今季からシニアの試合に出場できる年齢の引き上げが段階的に行なわれており、島田は2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪には出場できないことになった。シニアに上がるまで時間がかかることに関しての考えを問われた島田の答えは「年齢が変わっても変わらなくても、自分がやることは同じ」と明快だった。
「ジュニアの時期が長くなったので、その分世界ジュニア連覇やユースオリンピックに出ることを目標に、変わらず努力していきたいと思っています」