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モータースポーツ

「F1界最大のスターになれる能力も」専門メディアが角田裕毅を“才能の塊”と形容! 2023年の全ドライバーの強みを紹介

THE DIGEST編集部

2023.01.06

 続いて、アストンマーティンの大ベテラン、フェルナンド・アロンソは「粘り強さと相変わらずのハングリーさ」、ランス・ストロールは「磨き抜かれていない才能。ゆえに本気で取り組めば、素晴らしい仕事を果たせる」、ハースのニコ・ヒュルケンベルクは「まだ100%発揮されていない才能と堅実さ」、ケビン・マグヌッセンは「競技への気概。才能は他のドライバーほどではないかもしれないが、努力を怠らない」ことが挙げられている。
 
 ウィリアムズのアレクサンダー・アルボンは「多くの浮き沈みを経験」、新人サージェントは「豊富な才能を持つノーカットのダイヤモンド」、最後にアルファタウリのデ・フリースは「28歳のルーキーは、レースでの長い経験が役に立つ」、そして角田裕毅については以下のように綴られている。

「角田は才能の塊であり、この競技で多くの素晴らしいことを成し遂げる可能性を秘めている。彼はその気になれば、F1界最大のスターになれる能力も持っているが、2023年は、パフォーマンスを十分に発揮するか、あるいは消えてしまうかというプレッシャーに晒されることになるだろう」

 ちなみに同メディアは、別の記事では新シーズンに向けての反省の意味を込めてか、「各ドライバーの2022年ワーストレース」を挙げており、角田については好結果が望めたにもかかわらず、前を塞いでいたチームメイトのガスリーを強引に抜こうとして接触したイギリス・グランプリが挙げられ、「決して同士討ちはしてならないということを、角田はこの時、完全に忘れていた。日本人ドライバーは今季もクラッシュの傾向が強かった」と寸評で指摘された。

 来る新シーズンでは、この失敗を繰り返すことなく、豊富な才能を存分に活かして素晴らしい結果を残せるか。F1での3年目を迎える角田が、新たな体制でのアルファタウリでどのような姿を見せるかが非常に興味深い。

構成●THE DIGEST編集部
 

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