ドライバーの存在や活躍が、その出身国のF1人気に大きな影響を与えるのは、ドイツだけではない。日本も小林可夢偉が2014年にケータハムでシートを失って以降、長く自国ドライバーが現われず、ホンダが不振を極めていたこともあって盛り上がりに欠ける時期が続いたが、2021年に角田裕毅がアルファタウリからF1デビューを飾ることが発表されてからは、明らかに注目と関心は高まったものである。
日本でのF1人気の鍵を握る存在という重責をひとりで担う角田だが、オランダのF1専門サイト『RacingNews365』の「2023年により強さが求められる5人のドライバー」という記事において、“よりプレッシャーを強いられるドライバー”に、ランス・ストロール(アストンマーティン)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)とともに、その名前が挙げられている。
「2021年の角田は、デビュー戦での入賞、1年を通してのクラッシュの多さ、下部カテゴリーで走行経験のないコースでの難しいレースと、全てがルーキーとして想定されるものだった。しかし2年目を終えた彼は、ニック・デ・フリースという新たなルーキーを迎える立場にあり、もはや言い訳は許されない。そしてレッドブル・ジュニアチームには、今季F2に参戦しながら、最高峰レースに昇格する機会を狙っている6人のドライバーがいる」
このように、同メディアから「追われる立場」であることを強調された角田。彼にプレッシャーをかける新たなチームメイトのデ・フリースはオランダ人であり、この国もマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の成功によってF1人気が爆発し、実に1985年以来となるグランプリ開催まで実現させている。
まさしく、ドライバーたちは「国」を背負っていると言えるが、角田にとって勝負のシーズンとなるF1での3年目は、日本のモータースポーツにとっても非常に重要なものとなるかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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