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モータースポーツ

「ミスター11位からミスターポイントへ」連続10位入賞の角田裕毅に各国メディアは高採点! 成熟したドライビングに賛辞止まず

THE DIGEST編集部

2023.05.05

 同国のスポーツ専門サイト『sportskeeda』は、「彼にとってのバクーでの週末は、スプリントのシュートアウトで最初のアタックを成功させていれば、より良いものになったかもしれない。それは、日本人ドライバーが苦労したセクションのひとつだった。それ以外では、ユウキは決勝と予選で素晴らしかった。2023年アゼルバイジャンGPは、この3シーズンで若きドライバーが成熟したことを示した1つの証拠となった」と角田の成長ぶりを強調し、採点は「7.5」が与えられた。
 
 スペインのF1専門サイト『F1i.com』は「7」で、「チームメイトがガレージの反対側で悲惨な週末を過ごしている間、角田が自身の仕事に集中し、バクーで堅実なパフォーマンスを発揮して、混乱のフィニッシュとなったメルボルンに続き、歓迎すべきチャンピオンシップポイントを追加した」と称賛し、以下のように週末を振り返っている。

「予選でトップ10に入ったことは、チームにとって心強い兆候となったが、スプリントのシュートアウトでは赤旗で18番手に止まり、午後は壁に激突し、タイヤを失った。決勝ではスタートでポジションを落とし、長いDRSトレインで12番手に止まったが、角田はオコンとヒュルケンベルクが後にピットストップを余儀なくされることを承知していた。彼は落ち着いてそれを待ち、最後は10位入賞で努力は正当に報われた」

 採点ではなく、ランキングとしたのは英国のモータースポーツ専門サイト『THE RACE』で、実際の順位よりも高い9位。「フリー走行で壁に接触というどん底からのスタートで、劇的な改善を見せ、予選では見事に8番手を獲得。一方、スプリントは大惨事となり、チームメイトとターン3で接触し、全開のターン13でのクラッシュに繋がった。ここでは、もう少し慎重になるのが賢明だったかもしれない。日曜日は波乱もなく、ずっとランド・ノリス(マクラーレン)を追いかけ、ミスなく10位を獲得した。力強い週末」と評した。

 最後に、オランダのF1専門サイト『GPBLOG』はチーム単位で評価を下し、「アルファタウリは、アゼルバイジャンではまずまずの状態だった。角田は予選で8番手に入り、最終的に今季2度目のポイントを獲得している。残念ながら、デ・フリースは(悪い意味で)ドラマチックな週末を過ごすことになったが、角田は車にポテンシャルがあることを示してみせた」として、「7.5」と高採点を与えている。

構成●THE DIGEST編集部
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