これに対し、アルファタウリのチーフ・レースエンジニア、ジョナサン・エッドルスは、「データは、空力のアップデートによって車が改善されたことを示している」と効果があったことを強調し、ラップタイムの悪さについては「路面温度の高さがフロントタイヤのオーバーヒートを引き起こし、フロントがグリップ不足となったため、バランスが良くなれば、明日はラップタイムも上がるだろう」と楽観的だ。
  　一方、各国の専門メディアの報道を見ると、フランスのモータースポーツ専門サイト『Motorsport.NEXTGEN-AUTO.com』は「シルバーストンでの初日、アルファタウリは非常に難しい１日を過ごした。チームがこの週末にアップデートを施したにもかかわらず、日本人ドライバーは不安を隠さず、遠慮なくそれを語った」、ブラジルのF１専門サイト『F1 MANIA』も「アルファタウリにとっては、またしても厳しい１日となった」と、どちらもこれをネガティブに伝えている。

構成●THE DIGEST編集部
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