角田自身ここまでの歩みについて、「一貫性が重要であり、特に昨季より改善することができました。今季序盤のレースは満足できるもので、その理由も分かっていました。少し余裕を持てるようになり、リズムも取れていたからです。（不運な形でポイントを逃した）スペインGP以降、リズムを失い始めましたが、スパで序盤と同じか、似たような状態に戻りました。とても嬉しかったし、これからも改善し続けます」と語っている（イギリスの日刊紙『Mirror』より）。
  　３年目での成長は、彼の去就に関する各国メディアの見解にもポジティブな影響を与えており、アメリカのスポーツ専門『The Athletic』は、「リカルド同様、角田は今季で契約を満了することになるが、大きな変化を遂げようとしているアルファタウリにとって、ドライバーラインナップを安定させるのは賢明なことである」と、２人の残留を予想するとともに、角田については改めて賛辞を贈った。

「わずか３ポイントしか獲得していないものの、今季は間違いなく角田のF１キャリアにおける最強のシーズンとなった。 彼はグリッド上で最も遅い車を駆りながらも、定期的にポイント圏内で戦っている。印象的なのは、今季の彼の一貫性であり、それは過去２シーズンで欠けていたものだ」

構成●THE DIGEST編集部
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