一方で、バレーとバスケットは厳しい結果となった。

「バレーは男女ともに衰退の一途。女子はキム・ヨンギョンの引退後の世代交代に失敗し、低迷が続く。パリ五輪予選全敗の悪い流れのままに今大会に臨み、格下のベトナムに敗れるなど５位で終了。ベスト４を逃がしたのは17年ぶりだ。男子もお粗末だった。登録メンバー12名の年俸総額が66億ウォン（約7億3000万円）という高収入軍団だったが、ラウンド12で敗退。インドやパキスタンにも苦杯を舐めるなど、61年ぶりのメダルなしだ。国際的な競争力が急激に落ち込んでいる」と嘆いた。
  　バスケは女子代表が銅メダルを獲得したが、「準決勝で日本に58対81の大敗を喫したのがいただけなかった。歴然たる差をどう埋めるのかを真剣に考えるべきだ」と苦言。「男子は大きい選手を並べるだけで世界の潮流から外れているとの批判を受けた。結果は７位。金メダルどころか過去最低だった５位（2006年大会）より酷かった。グループリーグで２軍の日本に喫した衝撃的な敗北、あれが忘れられない」と断じた。

構成●THE DIGEST編集部

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