第3セットもサーブの精度を維持したミラノは、まずはヴィテッリが相手レセプションを押し込みと、ポッロのツーアタックを石川が好守で演出。続くロセルのブロックで3-0とする。そして、勝敗の行方を決定づけたのは絶好調だった石川のサーブ。自身5本目のエースを皮切りに9mラインから攻め込み2連続ブロックを呼び込んでリードを6点へ広げる。さらに、ロセルとメルガレホがエースを決めるなどして反撃を許さず。迎えた終盤、ヴィテッリのエースの後、石川がフェイントで相手のタッチネットを誘発してマッチポイントを奪い、それを自らのダイレクト弾で制してミラノがストレート勝利。前半戦のリベンジを果たして、2連敗の低迷ムードを払しょくすると同時に、プレーオフ進出を決めた。
石川はアタック9本と圧巻のエース5本で14得点を挙げ、3試合連続となるチーム最多得点をマーク。試合後のリーグ運営番組でポッロが勝利の要因の一つについて、「サーブの調整を図った成果」と明かした通り、エースはヴェローナの4本に対して11本。ブレーク数でも27回で相手の12回を大きく上回ったほか、ブロックもリーグ2位につける相手の2倍となる10本を記録した。
イタリア公営放送『Rai Sport』の解説者で、90年代黄金期の同国代表を主将として率いたアンドレア・ルッケッタ氏は、石川のエース連発に拍手喝采を送りつつ、ミラノの大黒柱と呼ばれるパフォーマンスに言及。第3セットに素早い反応のリバウンドで味方の得点を引き出した直後、「すべてのセットで、あらゆるシーンにユウキが絡んでいる」「絶大な存在感」とその攻守にわたる影響力を力説した。
順位は、5位から7位の3チームが勝点で並ぶ混戦へ突入。7位ミラノは5位ヴェローナと勝利数2差、高橋藍が所属する6位モンツァとは同1差のため、レギュラーシーズン残り2試合の勝敗によって順位が入れ替わる可能性は十分にありそうだ。
ミラノは、日本時間2月26日午前1時開始予定の10節で11位ターラントとのアウェー戦の後、最終11節で2位ペルージャとホームで対戦する。
なお、ミラノと順位争い中の2チームの予定は以下の通り。
5位ヴェローナ/10節:9位チステルナ、11節:3位チヴィタノーヴァ
6位モンツァ /10節:10位パドヴァ、11節:9位チステルナ
構成●THE DIGEST編集部
【動画】「絶大な存在感!」石川祐希がチーム最多得点でミラノ快勝!
石川はアタック9本と圧巻のエース5本で14得点を挙げ、3試合連続となるチーム最多得点をマーク。試合後のリーグ運営番組でポッロが勝利の要因の一つについて、「サーブの調整を図った成果」と明かした通り、エースはヴェローナの4本に対して11本。ブレーク数でも27回で相手の12回を大きく上回ったほか、ブロックもリーグ2位につける相手の2倍となる10本を記録した。
イタリア公営放送『Rai Sport』の解説者で、90年代黄金期の同国代表を主将として率いたアンドレア・ルッケッタ氏は、石川のエース連発に拍手喝采を送りつつ、ミラノの大黒柱と呼ばれるパフォーマンスに言及。第3セットに素早い反応のリバウンドで味方の得点を引き出した直後、「すべてのセットで、あらゆるシーンにユウキが絡んでいる」「絶大な存在感」とその攻守にわたる影響力を力説した。
順位は、5位から7位の3チームが勝点で並ぶ混戦へ突入。7位ミラノは5位ヴェローナと勝利数2差、高橋藍が所属する6位モンツァとは同1差のため、レギュラーシーズン残り2試合の勝敗によって順位が入れ替わる可能性は十分にありそうだ。
ミラノは、日本時間2月26日午前1時開始予定の10節で11位ターラントとのアウェー戦の後、最終11節で2位ペルージャとホームで対戦する。
なお、ミラノと順位争い中の2チームの予定は以下の通り。
5位ヴェローナ/10節:9位チステルナ、11節:3位チヴィタノーヴァ
6位モンツァ /10節:10位パドヴァ、11節:9位チステルナ
構成●THE DIGEST編集部
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