ドバイシーマクラシックはリバティアイランド(牝4歳/栗東・中内田充正厩舎)、スターズオンアースの強力な牝馬2騎をはじめ、シャフリヤール(牡6歳/栗東・藤原英昭厩舎)、ジャスティンパレス(牡5歳/栗東・杉山晴紀厩舎)が出走した。
加えて、日本の大種牡馬ディープインパクトのラストクロップにして、昨年の英・愛ダービーを制している強豪オーギュストロダン(牡4歳/愛・A.オブライエン厩舎)の走りにも、大きな注目が集まった。
レースはシャフリヤールが2番手に付けると、その後ろをジャスティンパレスが追走。リバティアイランドとスターズオンアースは中団から進んだが、結果的に「前残り」の競馬となり、2番手からレベルスロマンス(せん6歳/UAE・C.アップルビー厩舎)が先頭に躍り出ると、シャフリヤールが追いすがる。
さらに、外からはリバティアイランドが鋭い末脚で追い込んできたが、先頭のレベルスロマンスが後続を振り切り、そのままゴール。シャフリヤールは2馬身差の2着、リバティアイランド、ジャスティンパレスが3、4着を占めた。
3番人気だったスターズオンアースは直線で外にもたれたこともあって8着にとどまり、注目のオーギュストロダンは見せ場なく最下位の12着という不可解な成績に終わった。
勝ちこそ逸したが、シャフリヤールは昨秋のブリーダーズカップ・ターフ(G1、サンタアニタ・芝2400m)で3着に入った実力を見せ、リバティアイランド、ジャスティンパレスも自らの力を出し切ったと言ってもいいだろう。
その一方で、一昨年の牝馬二冠スターズオンアースは本来のパフォーマンスを出し切れず、惨敗を喫した。手綱を取ったのがレジェンド・ジョッキーであるデットーリ騎手だったとはいえ、やはり直前でルメール騎手からの乗り替わりはプラスに働くことはなかったようで、「外へともたれて、道中は調整が必要でした」とコメントしていた。
ドバイゴールデンシャヒーン(ダート1200m)は、リメイク(牡5歳/栗東・新谷功一厩舎)、ドンフランキー(牡5歳/栗東・斉藤崇史厩舎)、ケイアイドリー(牡7歳/栗東・村山明厩舎)のJRA所属組に加え、地方競馬のエースであるイグナイター(牡6歳/兵庫・新子雅司厩舎)が出走した。
しかし、ここは地元のタズ(UAE・B.シーマー厩舎)の独壇場になった。2着のドンフランキーに6馬身半差を付ける圧勝劇を演じ、他馬の出る幕はなし。リメイクは4着、イグナイターは5着、ケイアイドリーは9着に終わり、ダートのスプリント戦における壁の高さを感じさせる結果に終わった。
メインのドバイワールドカップ(ダート2000m)には、連覇を狙うウシュバテソーロ(牡7歳/美浦・高木登厩舎)を筆頭にデルマソトガケ、ウィルソンテソーロ(牡5歳/美浦・小手川準厩舎)、ドゥラエレーデ(牡4歳/栗東・池添学厩舎)の強力4騎が出走。大きな期待がかけられたが、逃げて第3コーナーから後続を引き離したローレルリバー(牡6歳/UAE・B.シーマー厩舎)が直線は独走。後方から追い込んだウシュバテソーロに8馬身半差という圧倒的な大差を付けて完勝を遂げたのだ。
そのほかウィルソンテソーロは4着、ドゥラエレーデが5着、デルマソトガケが6着と日本馬もそれなりの着順は得たものの、最先着のウシュバテソーロを含めて、今回のローレルリバーの快走の前には影が薄かったと言わざるを得ない。
加えて、日本の大種牡馬ディープインパクトのラストクロップにして、昨年の英・愛ダービーを制している強豪オーギュストロダン(牡4歳/愛・A.オブライエン厩舎)の走りにも、大きな注目が集まった。
レースはシャフリヤールが2番手に付けると、その後ろをジャスティンパレスが追走。リバティアイランドとスターズオンアースは中団から進んだが、結果的に「前残り」の競馬となり、2番手からレベルスロマンス(せん6歳/UAE・C.アップルビー厩舎)が先頭に躍り出ると、シャフリヤールが追いすがる。
さらに、外からはリバティアイランドが鋭い末脚で追い込んできたが、先頭のレベルスロマンスが後続を振り切り、そのままゴール。シャフリヤールは2馬身差の2着、リバティアイランド、ジャスティンパレスが3、4着を占めた。
3番人気だったスターズオンアースは直線で外にもたれたこともあって8着にとどまり、注目のオーギュストロダンは見せ場なく最下位の12着という不可解な成績に終わった。
勝ちこそ逸したが、シャフリヤールは昨秋のブリーダーズカップ・ターフ(G1、サンタアニタ・芝2400m)で3着に入った実力を見せ、リバティアイランド、ジャスティンパレスも自らの力を出し切ったと言ってもいいだろう。
その一方で、一昨年の牝馬二冠スターズオンアースは本来のパフォーマンスを出し切れず、惨敗を喫した。手綱を取ったのがレジェンド・ジョッキーであるデットーリ騎手だったとはいえ、やはり直前でルメール騎手からの乗り替わりはプラスに働くことはなかったようで、「外へともたれて、道中は調整が必要でした」とコメントしていた。
ドバイゴールデンシャヒーン(ダート1200m)は、リメイク(牡5歳/栗東・新谷功一厩舎)、ドンフランキー(牡5歳/栗東・斉藤崇史厩舎)、ケイアイドリー(牡7歳/栗東・村山明厩舎)のJRA所属組に加え、地方競馬のエースであるイグナイター(牡6歳/兵庫・新子雅司厩舎)が出走した。
しかし、ここは地元のタズ(UAE・B.シーマー厩舎)の独壇場になった。2着のドンフランキーに6馬身半差を付ける圧勝劇を演じ、他馬の出る幕はなし。リメイクは4着、イグナイターは5着、ケイアイドリーは9着に終わり、ダートのスプリント戦における壁の高さを感じさせる結果に終わった。
メインのドバイワールドカップ(ダート2000m)には、連覇を狙うウシュバテソーロ(牡7歳/美浦・高木登厩舎)を筆頭にデルマソトガケ、ウィルソンテソーロ(牡5歳/美浦・小手川準厩舎)、ドゥラエレーデ(牡4歳/栗東・池添学厩舎)の強力4騎が出走。大きな期待がかけられたが、逃げて第3コーナーから後続を引き離したローレルリバー(牡6歳/UAE・B.シーマー厩舎)が直線は独走。後方から追い込んだウシュバテソーロに8馬身半差という圧倒的な大差を付けて完勝を遂げたのだ。
そのほかウィルソンテソーロは4着、ドゥラエレーデが5着、デルマソトガケが6着と日本馬もそれなりの着順は得たものの、最先着のウシュバテソーロを含めて、今回のローレルリバーの快走の前には影が薄かったと言わざるを得ない。