プロのS&Cコーチだった父のグラントさんの仕事の関係で、中学2年で来日。進学した流経大柏高では毎朝ウェートトレーニングに励み、急激に背が伸びたのと相まって世代の筆頭格に遇された。グラウンド外では「書の甲子園」こと「第29回国際高校生選抜書展」への作品出展で話題になった。
大学へ行かずにプロとなるや、当時のトップリーグで公式戦に出ていなかった2021年秋に日本代表デビューを果たした。その頃まだ19歳。翌年発足のリーグワンではブレイブルーパスの主戦級となり、昨秋のワールドカップ初出場を経ていまに至る。
フランスで開かれた世界の祭典では、怪我での出遅れもあり出場した4試合すべてでリザーブスタート。決勝トーナメント進出も逃し、不完全燃焼の感があった。
いまの職場で「ワークレート」と動きのインパクトを示したいと考えるのは、そのためでもある。シーズン開幕前に言った。
「ワールドカップでは、なかなか自分がしたいラグビーができず残念な気持ちでした。怪我の影響もあったし、結果も…。それも、経験してよかったと思います。リーグワンでは自分が足りていないところ、成長しなければいけないところを見つけ、いいパフォーマンスを出せるように頑張ります」
5月下旬までのプレーオフを含めたリーグワンはもちろん、今年から体制を刷新するナショナルチームでも爪痕を残したい。立ち止まれない。
取材・文●向風見也(ラグビーライター)
【動画】最後まで目の離せない激闘! BL東京vs神戸Sハイライト
大学へ行かずにプロとなるや、当時のトップリーグで公式戦に出ていなかった2021年秋に日本代表デビューを果たした。その頃まだ19歳。翌年発足のリーグワンではブレイブルーパスの主戦級となり、昨秋のワールドカップ初出場を経ていまに至る。
フランスで開かれた世界の祭典では、怪我での出遅れもあり出場した4試合すべてでリザーブスタート。決勝トーナメント進出も逃し、不完全燃焼の感があった。
いまの職場で「ワークレート」と動きのインパクトを示したいと考えるのは、そのためでもある。シーズン開幕前に言った。
「ワールドカップでは、なかなか自分がしたいラグビーができず残念な気持ちでした。怪我の影響もあったし、結果も…。それも、経験してよかったと思います。リーグワンでは自分が足りていないところ、成長しなければいけないところを見つけ、いいパフォーマンスを出せるように頑張ります」
5月下旬までのプレーオフを含めたリーグワンはもちろん、今年から体制を刷新するナショナルチームでも爪痕を残したい。立ち止まれない。
取材・文●向風見也(ラグビーライター)
【動画】最後まで目の離せない激闘! BL東京vs神戸Sハイライト