専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
格闘技・プロレス

「ユウキは強力」スプリント8位入賞&予選Q3進出の角田裕毅にRB首脳陣も賛辞! 本人は「予選はベストではなかった」と反省も

THE DIGEST編集部

2024.05.05

 角田は続けて、予選を振り返り、「トップ10という、スプリントの時よりも良い位置からスタートができるのは嬉しいです。個人的に予選はベストではありませんでしたが、それでもQ3に進出できました。ラップに対しては、あまり自信を持てませんでした。大きなミスはなかったものの、全体的にもっと良い走りができたはずです。これは、今後のための良い教訓です」と反省するとともに、決勝に向けてはポジティブに意気込みを語った。
 
「チームは素晴らしい仕事をしてくれましたし、FP1(フリー走行1回目)からドライビングが快適で、自信を得られました。昨日はパフォーマンスを引き出すことができませんでしたが、今日は車の強さを最大限に活かせたと感じています。スプリントでのレースパフォーマンスは良かったので、明日が楽しみです!」

 RBのマシンパフォーマンス責任者であるギョーム・ドゥゾトゥは、「今日は我々にとってジェットコースターのような1日となったが、非常にポジティブな結果が得られた」と満足感を示し、角田の両セッションを以下のように総括している。

「(スプリントでは)ユウキは15番手からのスタートという厳しい状況だったが、彼は良いレースを見せた。最初から攻撃的にいくため、またその特性を知るためにソフトタイヤを選択したが、彼は前で起こった混乱のおかげでオープニングラップからポジションを5つ上げ、14周目にはハミルトンとケビン・マグヌッセン(ハース)を抜いてみせて、ポイント圏内に入った」

「(予選では)ユウキは強力であり、再びQ3に進出した。それは素晴らしい結果だ。予選で完璧なラップを刻むことは依然として難しいと思われたが、最初の分析では、それは誰にとってもトリッキーだった。明日のレースに向けては、様々なシナリオを検討する。ユウキについては、ライバルとの戦いや最良のレースタイムを出すことに重点を置いた、通常のレース戦略を採用する可能性が高い」

 最後に海外専門メディアの報道では、フランスのモータースポーツ専門サイト『NEXTGEN-AUTO』は、「ユウキはスプリントでRBに1ポイントを加算したが、ハミルトンに抜かれたことにフラストレーションを感じている」「予選での彼は、良いパフォーマンスを披露。ユウキは自身のパフォーマンスより、マシンに満足している」と伝えた。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】角田裕毅がハミルトンを抜き9位に浮上! 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号