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モータースポーツ

「相対的にペレスよりも優れている」角田裕毅と現レッドブルドライバーを蘭メディアが比較!「かたや同僚を圧倒し、かたや大きく劣っている」

THE DIGEST編集部

2024.06.04

 さらに前出のF1専門サイト『F1MAXIMAAL.NL』は、ペレスが「モナコでは1周目でクラッシュ(ハースのケビン・マグヌッセンと接触)に巻き込まれていなかったとしても、ポイント圏内フィニッシュの可能性は低かった」として、彼のパフォーマンスが「弱体化」しており、「チームメイトと比べて明らかに見劣りしている」と厳しく評した。一方で角田については以下のような見解を示した。
 
「予選、決勝の両方で素晴らしいシーズンを過ごしている角田は、レッドブル、マクラーレン、フェラーリ勢に次ぐ7番目を最大の目標としているが、さらにフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)やルイス・ハミルトン(メルセデス)ら経験豊富な世界王者もいるため、毎回7位や8位のポジションに到達するのは難しく、その意味ではペレスよりも不安定だ」

「しかし、角田とチームメイトのダニエル・リカルドを比較すると、前者が期待以上にパフォーマンスを発揮しているか、あるいはリカルドが全盛期に比べて大きく劣っているのかが、すぐに分かる。角田が今季Q3を逃したのは2回なのに対し、リカルドのQ3は1回だ。日本人ドライバーはリカルドを圧倒し、データでも両ドライバーのクオリティーの違いが明らかに示されている」

 そして、同メディアは結論として、「角田は相対的にペレスよりも優れている。(車の性能に差がある状態で)Q3進出回数は同じで、かたやチームメイトに大差をつけ、かたや大きく劣っている。角田とペレスのパフォーマンスは、ヘルムート・マルコ顧問に重大な疑問を提起する。2025年、ペレスは依然としてレッドブルに必要なポイントを提供できるドライバーなのか、それとも数年間の着実な成長の後、角田にチャンスを与える時が来たのか?」と記事を締めている。

構成●THE DIGEST編集部

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