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モータースポーツ

「車は昨日より悪かった」 角田裕毅、カタールGP2日目はVCARB01のペース不足に苦しむ…「ライバルたちに差を広げられた」と専門メディア

THE DIGEST編集部

2024.12.01

 各国専門メディアの報道を見ると、ブラジルのF1専門サイト『F1 MANIA』は「RBはカタールで課題に直面。角田、リアム・ローソン(スプリントは16位、予選は17番手)ともに、スプリントでは集団の中で順位を上げるのに苦労し、予選ではVCARB01の性能を最大限に引き出し、良い結果を得るために奮闘したが、角田はQ2進出こそ果たすも、それ以上進むためのペースは足りなかった」と伝えている。
 
 ポーランドのF1専門サイト『dziel pasje』も、「RBにとっては問題の多い1日となった。ルサイル・インターナショナル・サーキットでの土曜日の戦いは、ファエンツァのチームにとってあまり上手くいかなかった。スプリントでも予選でも、両ドライバーはペースで際立つことがなかった。特に予選ではチームの課題が浮き彫りとなり、彼らはQ3進出に近づくことすらできなかった」と、ネガティブに総括している。

 一方、イタリアの自動車専門サイト『MOTORIONLINE』は、「RBにとっては厳しい土曜日となり、ハースがスプリントでさらにポイントを獲得する一方で、ファエンツァのチームはルサイルのコーナーで苦戦し、ライバルたちに差を広げられる結果となった」と報じる一方で、「予選では、角田が辛うじてQ1を突破したが、与えられた車で可能な限りのことはやり遂げた」と、こちらはわずかにポジティブな見解も示した。

 最後に英国のモータースポーツ専門サイト『THE RACE』は、「スプリントの勝者と敗者」と題した記事において、RB勢の他、セルジオ・ペレス(レッドブル)、フランコ・コラピント(ウィリアムズ)ら「レッドブルのシートを争うドライバー」をまとめて「敗者」に選定。「様々な状況が絡み合った結果ではあるが、この4人がレース中、一時的に17番手から20番手までに並んだのは、非常に興味深い光景だった」と綴っている。

 そしてRB勢については、「角田のスプリントは予選で事実上終わり、ローソンはスタート直後にコース外へ膨らんだことで崩れてしまった」と振り返り、「彼らは、コンストラクターズ・チャンピオンシップで6位の座を争う上で、非常に厳しい状況に置かれている」と指定した。

構成●THE DIGEST編集部
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