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角田裕毅は“マックス以外は極めて扱いづらい”レッドブルの車を乗りこなせるのか!?「RB21」と「VCARB02」の“逆転現象”を専門メディアが検証

THE DIGEST編集部

2025.04.01

 ただ、これが「レーシングブルの車の方が速いことを意味するのか?」といえば、「話はそう単純ではない」と同メディアは指摘。「ローソンにとっては、レーシングブルの車の方が速く感じられただろうが、おそらくマックスにとって『VCARB02』は遅く感じることだろう。もし両者がこの車に乗れば、マックスはローソンより速いはずだが、その差はレッドブルに乗る時ほど大きくはならないだろう」との見解を示す。

 それは、「RB21の方が明らかにより高いダウンフォースを持ち、高速コーナーでの挙動も優れている。しかし、その性能を引き出せるかどうかはドライバー次第だ。とりわけ予選でこの車のポテンシャルを十二分に発揮させるには、まさに『フェルスタッペン級』のスキルが必要となる。彼はフロントに適切に荷重をかけつつ、リアを乱さない繊細なコントロールができる」と、レッドブルの生み出した車が乗る者を選ぶものであることを強調する。
 
 ゆえに、経験の浅いローソンはベストなポイントを見つけられず、突っ込みすぎてオーバーステアを誘発し、その結果として自信を失うという悪循環に陥ったのだという。フェルスタッペンの圧倒的な才能があってこそ、レッドブルの車からはその恩恵を最大限に受けられるのだ。

 一方で、「VCARB02は扱いやすい車だ」と同メディアは評価。「メルボルンでは、ターン9でのグリップはレッドブルに及ばないものの、ターン10ではドライバーが積極的にコントロールできており、角田とハジャーはフロントの反応がやや遅れる車をねじ伏せるように操っていた。この車は予選で扱いやすく、限界を引き出しやすい。しかし、ダウンフォース不足のため、レースではラップを重ねるにつれて、レッドブルとの差が開いていく」と説明した。

 そういった性質の全く異なる車に乗り換える角田が、新天地でローソンの苦戦を再現することなく、好結果を残せるのかが興味深いところだが、同メディアは「彼がどれだけ繊細にRB21の挙動を感じ取れるかに懸かっている。角田の経験があれば、ローソンよりも車のポテンシャルを引き出せる可能性は高い」と予想するが、続けて以下のようにも付け加えている。

「しかし根本的な問題として、フェルスタッペンの才能と好みに合わせて開発されたレッドブルの車は、彼のチームメイトにとっては極めて扱いづらいものになっている。これは、角田にとっても大きな試練となるだろう」

構成●THE DIGEST編集部

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