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モータースポーツ

マイアミGPの角田裕毅に対してメキシコメディアが挑戦状!? ペレスとの比較で「表彰台や予選・決勝での際立ったパフォーマンスが必要」

THE DIGEST編集部

2025.04.30

 マイアミでの角田のパフォーマンスや結果に関心を寄せているのは、スポーツ紙『MARCA』のメキシコ版も同様だ。「レッドブルで3戦を終えた段階での評価として、角田にはRB21のポテンシャルを活かすだけの速さ、姿勢、そしてレース中の判断力が備わっていると見られる。競争の激しい環境への適応はまだ進行中だが、すでにポイントと経験を積み始めており、マイアミで主役になる可能性もある」とポジティブな展望を示す同メディアだが、以下のような課題も提示した。
 
「とはいえ、セルジオ・ペレスが築いてきた実績に並ぶのは簡単ではない。その水準に到達するには、完璧なレース運びと、車との一体感をいち早く築くことが必要だ。角田がマイアミのアスファルトに自らの伝説を書き始めるには、少なくとも表彰台や予選・決勝での際立ったパフォーマンスが求められる」

 昨季までの4年間、レッドブルのセカンドドライバーとして5回の優勝を含めて29回の表彰台を達成し、計932ポイントを獲得して2度(2022、2023年)のコンストラクターズ・チャンピオンシップにも貢献したメキシコ人ドライバーが、2022年からの3回のマイアミGPで、4位(予選4番手)、2位(ポールポジション)、4位(4番手)という結果を残していることを同メディアは紹介し、今週末の角田の成績はこれと比較されるのだという。

 サウジGP前には、昨季の4戦を終えた段階でのペレスの成績(バーレーンGP2位、サウジGP2位、オーストラリアGP5位、日本GP2位)を引き合いに出し、リアム・ローソン(豪州GPリタイア、中国GP12位)と角田(日本GP12位、バーレーンGP9位)を「チェコの穴を埋めるには程遠い」と斬り捨てていた同メディア。やや意地悪な見方もあるとはいえ、トップチーム入りした角田が結果を求められるのは当然のことであり、それが遅くなれば、ペレスやローソンが苦しんだプレッシャーや酷評に晒されるのは間違いない。

構成●THE DIGEST編集部
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