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モータースポーツ

大クラッシュと10位入賞…イモラでの角田裕毅に各国専門メディアの評価は?「かなり高くつく“うっかり”」「素晴らしいレース」

THE DIGEST編集部

2025.05.21

 スペインのF1専門サイト『F1i.com』は「6.5」と高めの評価。寸評では、「好感度の高い日本人スターは、予選大クラッシュという望ましくない形で注目を集めた。彼は、RB21のセットアップ変更の効果を十分に理解しないまま無理をしたことを認めている」と土曜日の“ミス”を振り返り、以下のように続けている。
 

「1ストップ戦略で10位入賞と挽回したレースでの粘り強さは見事で、貴重な1ポイントを獲得。しかし、新型フロアを装着した車を壊してしまったのは痛手だ。予備パーツの在庫が厳しい状況では、これはかなり高くつく“うっかり”である。次戦こそはクリーンな週末になりますように、ユウキ。君には才能があるのだから!」

 インドのスポーツ専門サイト『sportskeeda』は、「ユウキは日曜日に素晴らしいレースを見せて1ポイントを獲得。また終盤には、巧みなディフェンスでフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)が前に出るのを阻止してみせた。しかし、チームメイトがレースに勝ったのに、チームメイトが1ポイント止まりというのは許されることではない。何戦か経験を積んだだけに、そろそろステップアップしてフェルスタッペンに迫る必要がある」として、採点は「5」を付与した。

 最後に、英国のモータースポーツ専門サイト『THE RACE』は、ランキング形式の評価で角田を「18位」とし、「予選でのクラッシュが評価を大きく下げた」と厳しく総括。さらに寸評でも、「彼の週末は、本人が『愚か』で『受け入れがたい』と反省した第2シケインでのクラッシュによって象徴されるものとなった。これは予選最初のアタックでの出来事であり、彼はこのコースを熟知しているはずであり、自信過剰が招いた結果のように見えた」と指摘している。

 ただレースでのパフォーマンスに対しては、「スペアシャシーを使用し、一部は古いパーツで組み直された車でピットレーンからスタートすると、スティントを長く保ち、バーチャル・セーフティカー中にピットイン。これによってポイント圏内に食い込むことができた」とポジティブに評した。

構成●THE DIGEST編集部

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