各国専門メディアの報道では、フランスのモータースポーツ専門サイト『NEXTGEN-AUTO』は「フェルスタッペンはバルセロナで好スタート、角田は迷走」とレッドブルの初日を総括。英国のモータースポーツ専門サイト『THE RACE』は、フレキシブルウィングの規定変更による各チームの影響について言及するなかで、以下のようにレッドブルについて辛辣な評価を下した。

「問題なのは、フェルスタッペンは『ショッピングカート』でも速く走れるし、角田は相変わらず文句を言っていたことだ。しかし、どちらもいつものことなので、レッドブルの状況は結局これまでとあまり変わっていないようだ」 　そして英国のF１専門サイト『PLANETF1.COM』は、「レッドブルに昇格して以来、角田にとってF１での生活は決して楽ではなく、すでに今季を最後まで戦いきれないのでは？　という噂すら広まっている。そして、今季８戦を終えて10ポイントを獲得している日本人ドライバーは、バルセロナでの初日後、自身のパフォーマンスについて説明がつかず、途方に暮れた」と、日本人ドライバーの苦戦を伝えている。

　同メディアはまた、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表のコメントを紹介。「ユウキに対して我々ができるのは、時間を与えて支えること。そして、彼が自信を持てるセットアップを見つけることだ。こうした車をコントロールするには自信が何より重要で、それこそが今、彼が見つけなければならないものである。彼ならやれる。速さはある。あとは全てをまとめるだけだ。時折、パフォーマンスの“閃き”は見られるので、あとはそれを一貫性のある形にするだけであり、彼にはそれをやるだけの力があると思う」と、変わらない期待を寄せている。

構成●THE DIGEST編集部

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