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モータースポーツ

角田裕毅のスペインGP予選最下位に「根本的で深刻な問題」と専門メディア! フェルスタッペンは「ユウキは弱い奴じゃない」と擁護

THE DIGEST編集部

2025.06.01

 フェルスタッペンは、母国オランダの日刊紙『De Telegraaf』に対し、「ユウキは弱い奴じゃない」と苦しむチームメイトを擁護し、「もちろん、こうしたこと(セカンドドライバーの苦戦)は以前からずっと起きている。もしかしたら、これもひとつの“サイン”かもしれない。何のサインかって? それは自分で考えてほしい」とコメントしている。
 

『F1.com』は、角田の予選を「1日を通して苦戦し、Q1で敗退。しかも、ラストラップはクリーンに見えたにもかかわらず、全体で最も遅いタイムだった。その前の荒れたラップでフロアを傷めた可能性もあり、それがペース不足の理由なのかもしれないが、いずれにしても決勝は厳しい展開になりそうだ」と伝えた。

 各国専門メディアの報道では、英国のモータースポーツ専門サイト『CRASH』が「惨憺たるパフォーマンス」と角田の予選を表現し、イタリアの自動車専門サイト『MOTORIONLINE』は「角田にとって今季最悪の結果。週末の始まりから、彼はしっくりくる感触を掴めず、様々な問題に見舞われて、RB21を理解することができなかった。フェルスタッペンが2列目の3番手にいることを考えれば、この結果は受け入れがたいものだ」と厳しく綴っている。

 英国のF1専門サイト『PLANETF1.COM』は、「スペインGP予選の勝者と敗者」と題した記事で、角田ではなくレッドブルを「敗者」に選定。その理由として、「この日本人ドライバーである角田は決して無能ではなく、RB21に乗った瞬間にこれまで学んだことを全て忘れてしまったわけではない。つまりこれは、レッドブルにとってもっと根本的で深刻な問題を示しているのだ」と指摘し、以下のように警告した。

「RB21は非常に運転が難しい車であり、角田が『良いラップだった』とコメントしたにもかかわらず、それでも20番手止まりで、トップ勢とは大きな差があった。現在のところ、何とかチームを機能させているのはフェルスタッペンだけであり、彼だけがRB21からパフォーマンスを引き出せている。もし彼がチームを去るような日が来れば、レッドブルは非常に大きな問題に直面することになるだろう」
 
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