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モータースポーツ

角田裕毅、予選Q2敗退からの10グリッド降格処分に「馬鹿げている」と不満…専門メディアは「特別なF1通算100戦目で大きな失望」

THE DIGEST編集部

2025.06.15

「通常の速度の半分である170キロでという分別のある速度で、安全を確認して抜いただけなのに、ペナルティーを受けました」とも訴えた彼について、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は「ユウキは運が悪かった。ペナルティーは非常に厳しい。予選でかなり良いスタートを切り、あと少しでQ3進出という状況だったのに、スタートポジションが10個も下がったのは非常に残念だ」と語っている。

『F1.com』は、この日本人ドライバーの土曜日を「角田はモントリオールで厳しい1日を過ごした。FP3でブレーキトラブルに見舞われ、走行距離を大幅に失った上に、赤旗中の違反によって10グリッド降格。Q2には進出したものの、それ以上は進めず、決勝は最後尾からのスタートとなる」と厳しく振り返った。

 各国専門メディアの反応を見ると、ブラジルのF1専門サイト『F1 MANIA』は「角田にとって、今週末はF1通算100戦目となる特別なレースだったが、大きな失望を味わうことに。全てが揃った象徴的なレースとなるはずが、この結果は決して理想的とは言えない」と綴り、オランダのF1専門サイト『RN365』は「角田、予選早々の敗退で完全な惨事に見舞われる。彼にとっての状況はさらに悪化の一途を辿っている」と伝えている。
 
 英国のモータースポーツ専門サイト『CRASH』は、スチュワードが「角田がピアストリを追い抜く正当な理由はなかった」と判断した件を報じる記事の中で、「レッドブルでの苦戦が続く角田にとって、これは大きな打撃だ」と指摘。また前出の『THE RACE』は、「ユウキの最後尾スタートは、アップグレードによって勢いづいたはずの1日を台無しにした」と記した。

 一方、同国のF1専門サイト『PLANETF1.CON』は「イモラとバルセロナでは複数のコンポーネントを交換したことでピットレーンからスタートしたが、今回は赤旗違反によって再びグリッド最後尾からスタートすることに……」と、まともなレースのスタートが切れないここ数戦での角田の苦戦ぶりに言及している。

 そしてフランスのモータースポーツ専門サイト『NEXTGEN-AUTO』は、「角田はF1での100戦目を最後尾グリッドから迎える」と報じ、角田の「理想的ではありません。今は学習のプロセスにあります。自分のよく知っている車であれば、どのコーナーで限界まで攻められるかが分かりますが、今はまだ、その自信がありません。そのうち得られるとは思いますが……」とのコメントを紹介した。

構成●THE DIGEST編集部

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