レッドブルの車の難しさについては、アレキサンダー・アルボン(ウィリアムズ)も以前に「あの車は常にギリギリのバランスで走っている。マックスには操れるが、自分もかなり苦労した。今なら上手くやれるかもしれないが、大多数のドライバーにとっては直感的に扱えるものではない」と、自身の経験を踏まえて解説する(フランスのモータースポーツ専門サイト『NEXTGEN-AUTO』より)。
「自身の感覚としては、レーシングブルズの車はかなり“寛容”だ。2019年当時(トロロッソ時代)も、バランスが良く、安定していて、自信を持って走らせられた。常に若いドライバーが乗るチームだから、自然とそういう車になっていたのだろう。レッドブルの車はその真逆とも言えるもので、極めて扱いづらい。運転技術もさることながら、本当に重要なのは車やタイヤの理解、技術的な側面への対応力、そして自分自身のドライビングスタイルをどう合わせていくか」 加えて彼は、「マックスはこの車を上手く操れるし、自分のスタイルに合っているからこそ速さが出せる。そういったドライバーと同じチームで、“ナンバー2ドライバー”として求められるプレッシャーや騒音を全て受け止めながら、順応するのは若手ドライバーにとっては本当に大変なことだ」と、世界王者のチームメイト、レッドブルのセカンドドライバーという立場の厳しさを強調している。
ようやくカナダで最新仕様のフロアが装着され、決勝でのペースやドライバビリティーについては、改善の余地があるとしながらも、手応えも感じたという角田。厳しい状況&環境の下にありながら、次戦のオーストリアGPはチームのホームレースということで、ぜひとも結果を残して待望される快進撃を開始したいところである。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】SC明けのフェルスタッペンvsラッセルの上空&オンボード映像と、問題の衝突シーン
【動画】縁石が本当に難しいイモラ… 角田裕毅が予選Q1でコースアウト→マシン大破
【動画】角田裕毅、アルボンを抜き去り一時ポイント圏内に浮上したシーン
「自身の感覚としては、レーシングブルズの車はかなり“寛容”だ。2019年当時(トロロッソ時代)も、バランスが良く、安定していて、自信を持って走らせられた。常に若いドライバーが乗るチームだから、自然とそういう車になっていたのだろう。レッドブルの車はその真逆とも言えるもので、極めて扱いづらい。運転技術もさることながら、本当に重要なのは車やタイヤの理解、技術的な側面への対応力、そして自分自身のドライビングスタイルをどう合わせていくか」 加えて彼は、「マックスはこの車を上手く操れるし、自分のスタイルに合っているからこそ速さが出せる。そういったドライバーと同じチームで、“ナンバー2ドライバー”として求められるプレッシャーや騒音を全て受け止めながら、順応するのは若手ドライバーにとっては本当に大変なことだ」と、世界王者のチームメイト、レッドブルのセカンドドライバーという立場の厳しさを強調している。
ようやくカナダで最新仕様のフロアが装着され、決勝でのペースやドライバビリティーについては、改善の余地があるとしながらも、手応えも感じたという角田。厳しい状況&環境の下にありながら、次戦のオーストリアGPはチームのホームレースということで、ぜひとも結果を残して待望される快進撃を開始したいところである。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】SC明けのフェルスタッペンvsラッセルの上空&オンボード映像と、問題の衝突シーン
【動画】縁石が本当に難しいイモラ… 角田裕毅が予選Q1でコースアウト→マシン大破
【動画】角田裕毅、アルボンを抜き去り一時ポイント圏内に浮上したシーン