●江良颯(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ/フッカー/170センチ・106キロ/24歳)
今度ぶつかるウェールズ代表はスクラムに活路を見出す。ヒットと同時に相手に重しをかけ、潰す。反則を誘う。対するジャパンは低さと粘りで対抗。後衛が「芝」と合図をかければ腰を落とし、膝下を地面すれすれの位置で固める。
最前列中央のフッカーにあって、低さと強さを兼備するのが江良。突進、タックルでも相手の懐のあたりへ衝撃を与える。
17年から入った大阪桐蔭高の2年時に高校日本一に、帝京大では主将を務めた23年度に大学選手権3連覇を達成。スピアーズに進んだのは、同じ位置にマルコム・マークスがいたからだ。ワールドカップ2連覇中の南アフリカ代表を支える巨躯と切磋琢磨し、リーグワン準優勝の結果を残して念願の初代表を叶えた。
●ヴェティ・トゥポウ(静岡ブルーレヴズ/フランカー/190センチ・121キロ/25歳)
母国フィジーでは15人制、7人制のラグビーとともに陸上の短距離走にも励んだ。100メートル走のタイムは11秒台前半。「身体を絞ったらもっと速いよ」と微笑む。
20年に来日。関西大学Aリーグの摂南大でプレーしながら、親戚の選手がいた静岡ブルーレヴズに入団できた。国内リーグワンでは、大卒前の昨季からアーリーエントリーという制度を用いて参戦。直近のシーズンでは主戦級となり、タックラーを引きずる走りを連発した。
6月上旬に代表候補合宿に参加し、いまの立場を掴んだ。
ジョーンズも期待する。
「もっとフィットネス(持久力)を上げないといけませんが、学ぶ姿勢が強い点に感銘を受けました。強力な6番(ブラインドサイドフランカー)として期待しています」
今度ぶつかるウェールズ代表はスクラムに活路を見出す。ヒットと同時に相手に重しをかけ、潰す。反則を誘う。対するジャパンは低さと粘りで対抗。後衛が「芝」と合図をかければ腰を落とし、膝下を地面すれすれの位置で固める。
最前列中央のフッカーにあって、低さと強さを兼備するのが江良。突進、タックルでも相手の懐のあたりへ衝撃を与える。
17年から入った大阪桐蔭高の2年時に高校日本一に、帝京大では主将を務めた23年度に大学選手権3連覇を達成。スピアーズに進んだのは、同じ位置にマルコム・マークスがいたからだ。ワールドカップ2連覇中の南アフリカ代表を支える巨躯と切磋琢磨し、リーグワン準優勝の結果を残して念願の初代表を叶えた。
●ヴェティ・トゥポウ(静岡ブルーレヴズ/フランカー/190センチ・121キロ/25歳)
母国フィジーでは15人制、7人制のラグビーとともに陸上の短距離走にも励んだ。100メートル走のタイムは11秒台前半。「身体を絞ったらもっと速いよ」と微笑む。
20年に来日。関西大学Aリーグの摂南大でプレーしながら、親戚の選手がいた静岡ブルーレヴズに入団できた。国内リーグワンでは、大卒前の昨季からアーリーエントリーという制度を用いて参戦。直近のシーズンでは主戦級となり、タックラーを引きずる走りを連発した。
6月上旬に代表候補合宿に参加し、いまの立場を掴んだ。
ジョーンズも期待する。
「もっとフィットネス(持久力)を上げないといけませんが、学ぶ姿勢が強い点に感銘を受けました。強力な6番(ブラインドサイドフランカー)として期待しています」





