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ラグビー

【トップリーグ】大物外国人の序盤戦の出来は?「暫定MVP」はバレットでもレイドローでもなく…

齋藤龍太郎

2021.03.12

 もちろん彼らだけではない。大差で3連勝中のパナソニックで早くもチームマンとして機能しているLOジョージ・クルーズ(イングランド代表)とCTBハドレー・パークス(ウェールズ代表)、精度の高いタックルやジャッカルで連勝に貢献中のトヨタ自動車FLマイケル・フーパー(オーストラリア代表キャプテン)、第2節宗像サニックス戦の勝利に貢献した三菱重工SOコリン・スレイド、第3節でトップリーグデビューした神戸製鋼SOアーロン・クルーデン(以上元ニュージーランド代表)らもさすがというべきパフォーマンスだ。

 チームとしては勝てない試合が続いているものの、Honda HEATのLOフランコ・モスタート(南アフリカ代表)やNECのSOアレックス・グッド(元イングランド代表)もさらにインパクトのある働きでチームに勝利をもたらすはずだ。
 
 また、サントリーCTBサム・ケレビ(オーストラリア代表)、クボタHOマルコム・マークス(南アフリカ代表)やSOバーナード・フォーリー(オーストラリア代表)、トヨタ自動車FL/NO8キアラン・リード(元ニュージーランド代表キャプテン)、そして神戸製鋼LOブロディ・レタリック(ニュージーランド代表)といった来日2シーズン目の「大物」が今シーズン押し並べて高いパフォーマンスを見せていることからもわかるように、1年目の選手もさらに試合を重ねチームにフィットする期間が長くなるほどその活躍度を増していくだろう。

 本稿が選んだ「暫定MVP」TJ・ペレナラを筆頭に、残りのリーグ戦、そしてプレーオフトーナメントにおいても彼らの出色のパフォーマンスが見逃せない。

文●齋藤龍太郎(楕円銀河)

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