各国専門メディアの報道を見ると、イタリアの自動車専門サイト『MOTORIONLINE』は、「ユウキがリベンジを果たした。この日本人ドライバーは、予選ではわずか0.018秒差でQ３進出を逃し、シュートアウトではグリッド最後尾に追いやられていた。しかし、レースでは粘り強く頑張り、ポイント圏内でレースを終えるとともに、さらにファステストラップでの追加ポイントも獲得した」と伝えている。
 
　ポーランドのF１専門サイト『dziel pasje』は「角田は苦闘と感動のレースを、最後にファステストラップでポイントを加えて終えた」と報じ、フランスのモータースポーツ専門サイト『NEXTGEN-AUTO』は「『自信』を感じた角田がポイントを獲得」と題した記事で彼のレースをレポートしただけでなく、今後についても「アルファタウリはハースを僅差で追っており、角田はシーズン終了まで希望を捨てていない」と綴った。

　そして、イギリスのモータースポーツ専門サイト『THE RACE』は、角田を「アメリカGPの勝者」のひとりに挙げ、「角田は自分にできる最大限のことをやり遂げた。そして、大胆にファステストラップを狙ったアルファタウリの功績も称賛に値する。角田がこの調子を維持すれば、アルファタウリを順位表の最下位から抜け出させるチャンスがある」とポジティブに評している。

構成●THE DIGEST編集部
【動画】角田裕毅が最終周で見事な走り！ 米国GP決勝ハイライト

【関連記事】最強マシンを駆る最強ドライバーを止められるのは？「レッドブルに乗ればフェルスタッペンに勝てるライバル」をスペイン紙が検証

【関連記事】王者フェルスタッペンがやはり頂点!! 専門メディアが2023年の全F１ドライバーの推定年俸を発表！