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モータースポーツ

「偉大な主役のひとり」角田裕毅に世界各国から賛辞止まず! トスト代表に捧げる最終戦8位&トップ走行の偉業に「最高の形での別れ」

THE DIGEST編集部

2023.11.28

 F1公式サイト『F1.com』は、「最終レースを迎えた角田には、信じられないようなことを成し遂げるチャンスがあった。シーズンの大半で下位に低迷していたチームが、7位争いに絡むこと自体が驚異的だったが、角田はチームのシーズンを素晴らしい形で終えるだけでなく、トスト代表への感謝を最高の形で示したかった。(中略)1ストップ戦略を選択した決勝では、トップも走行したが、古いタイヤで終盤に失速。依然として素晴らしい8位でフィニッシュしたが、必要な順位にはあと2つだけ届かなかった」と伝えている。
 
 最高のシーズンを最高の形で締めくくったレッドブルは、公式サイトで「角田は、かつてF1で自己ベストフィニッシュ(2021年4位)を飾ったサーキットで、週末を通して素晴らしい成績を収め、予選ではキャリア最高の6番手、そして決勝ではキャリア初となるトップ走行を5周にわたって維持したが、終盤でタイヤの寿命が尽きた」と、姉妹チームのドライバーの奮闘を振り返った。

 各国メディアの報道を見ると、フランスのモータースポーツ専門サイト『NEXTGEN-AUTO』は「角田はアブダビで素晴らしいレースを披露。1ストップの戦略を選択肢した日本人ドライバーは、一時レースをリードすることすらあり、これはアルファタウリでの最後のレースを率いたトスト代表にとって感慨深いものだっただろう。最終ラップでハミルトンとのバトルを制し、8位でフィニッシュした」と綴っている。

 イタリアの自動車専門サイト『MOTORIONLINE』は、「角田は、アブダビでの偉大な主役のひとりだった。8位フィニッシュで、ドライバー・オブ・ザ・デイの称号も手にした。6番手からスタートし、18周目にはレースリーダーにもなった。これは、2020年にピエール・ガスリーがモンツァで優勝して以来の、感動的な瞬間だった。これと、レース中の様々なバトルにより、角田はトスト代表に最高の形で別れを告げることができた」と賛辞をまじえて報じた。
 
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