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食と体調管理

「オリンピアンとして人の役に立ちたい」6大会連続出場のスノーボード・竹内智香がオリンピックから得た人生観と競技生活を支える食習慣

松原孝臣

2022.12.01

写真:GettyImages

写真:GettyImages

■食生活について

――長いキャリアを重ねてきましたが、食生活での気配りや変化などにつておうかがいします。まず子供の頃からどのような食事をとってきたのでしょうか。

 特にこだわってきたということはなかったですね。高校に入ってからは寮生活や合宿など集団生活が多かったので、その場にあるものを食べる感じでした。

 二十歳を過ぎて自分で選べるようになってからは、ジャンクフードが好きだしお菓子が好きだし、食べられないものはないけれど若干偏りがちな食生活をしていたなと思います。

 三十歳を過ぎて怪我が増えてきて、長く健康にスポーツを続けたいという観点からだいぶヘルシーなライフスタイルになっているんじゃないかと感じます。

--アスリートとして食について意識しているのはどのような点でしょうか。

 いちばん大切にしているのはあまり深く考えないことです。

 もちろん野菜、ビタミン、タンパク質、いろいろなものがバランスよく食べられればベストですが、遠征の多い競技の特性からホテル生活も多いし、決して食に恵まれた環境にいるわけではありません。遠征にシェフがついてきてくれるわけでもないですし。

 ですから、これとこれを食べないといけないとこだわることがストレスになってほしくないので、あまり神経質にならないようにしています。その上でバランスを意識します。

--食材としてのきのこの印象を教えてください。きのこはお好きでしょうか?

 ピザやパスタにきのこが使われていることも多いですし、海外でお世話になっていた家族がきのこを料理に入れてくれることも多くて、身近な食材でした。

 あまり栄養学を学ぶ機会はなかったのですが、私はきのこは体に良い食材だと思っているので味噌を使ったスープにいろんな種類のきのこを入れて作ったりもします。
 
――スイスや海外での食生活について教えてください

 野菜とかきのこもそうですが、スイスと比べて日本のスーパーにはたくさんの種類があるなと思います。でも物価が高いと言われるスイスですが、フルーツは豊富でいろんな種類があって、品質は劣るかもしれませんが日本より安く購入できます。

 きのこに関してはスイスやヨーロッパだとなかなか手に入らず、日本はきのこがすごく手に入りやすい環境だと感じます。

 でもヨーロッパではきのこ狩りに行く文化があって、みんなで本を見ながら毒きのこじゃないか確認しながらきのこを採って食べる機会もありました。

――きのこを使った得意料理はありますか?

 得意なきのこ料理と言われるとむずかしいですが、きのこはアシスタント役というか、ほとんどの料理にきのこを入れます。

 例えばハンバーグにもみじん切りを入れたり、ミネストローネにも細かく切って入れたり。細かくすることでいろいろな食に入っていける食材だと思います。

--キノコは栄養面が高く低カロリーです。腸内環境の改善の働きもありますが、ご存じだったでしょうか。

 正直、まったく分からないです(笑)。ただ、ほんとうにきのこは好きで、中でも椎茸ですね。乾燥椎茸を海外にも持って行きます。日本人の食に必要な味というか、出汁みたいにもなりますし、お蕎麦のつゆにも入れます。
 

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