■食生活について
――清水さんはキノコが好きだと伺いました。
そうですね。シメジ、マイタケ、エノキ、エリンギ、しいたけと全体的に好きです。鍋料理なんかの時は肉よりキノコを先に食べたりしていますよ(笑)。
――キノコには体の調子を整える効果があるということですが。
はい、それは知っています。最初はただ好きということで食べていたんですが、日本代表に行ったりするようになって、栄養士さんの指導を受けた時、キノコは食物繊維が豊富で、疲労回復効果が高く、低カロリーで体調のコントロールをしてくれる役割があると聞きました。僕は体重が増えやすいタイプなので、キノコを積極的に摂取しています。
――小学校4年生からバレーボールを始めた清水さんは当時から食事には気を付けていましたか?
いや、全然気を付けてなかったです(苦笑)。好きなものを好きなだけ食べるという感じで。でもご飯とおかずをしっかり食べるということは小さい頃から習慣にしていました。嫌いなものもほとんどなかったので、出されたものは全部食べてましたよ。
――ジャンクフードとかは?
田舎に住んでいたので、実は中学生になるまで一度もジャンクフードを食べたことがなかったんですよ(笑)。中学・高校の頃は「ジャンクフードってメチャクチャおいしいな」と思いましたけど、ホントにたまに食べるくらいでしたね。
成長期の頃はずっとお腹が空いていた感じだったので、練習が終わって帰り道にパン屋で買ったパンを食べたりとか、家に着くまでに何かしら口に入れていた感じでした。
――高校生のアスリートは1日5・6食は食べるのが普通ですもんね。
僕は実家から高校に通っていたんですけど、朝ご飯を食べて学校に向かい、昼食を食べて、部活が始まる前に何か間食して、練習後もまた間食して、家に着いたら夕飯を食べ、さらに寝る前に食べる…といった生活をしていたと思います。
母親が弁当を何食も作ってくれましたけど、それだけじゃ足りなかったな(笑)。その頃は食べても食べても体重が増えることはなかった。それだけ運動量と消費量が多かったのだと思います。
――体重が増えやすくなったのは成人してからですか?
大学生くらいからです。高校3年で部活を引退した後、1カ月くらいバレーボールから離れた時期があったんですけど、その間に10キロくらい太ったんです(苦笑)。運動をやめてもお腹は空くんで。「僕は太りやすい体質なんだ」とその時、初めて気づきました。
――その10キロ増はどうなったんですか?
大学に入ってウエイトトレーニングをしたことで、脂肪が筋肉に変化していったので、体重自体はそこまで変わらなかったですね。大学では体のどの部位を鍛えるかをトレーナーさんに指導してもらえたので、バレーボールに必要な筋肉がどんどんついていきました。パワーアップしたということですね。
――災い転じて福となると。
そういうことかなと思います。実は僕、小さい頃はぽっちゃり系だったんです。それが小学校高学年になるにつれてグッと身長が伸びて、普通のスマート系の体格になりました。ただ、中学・高校の頃は身長が伸び切って体重が追いつかなかったので、ホントに細かった。「マッチ棒」ってあだ名で呼ばれるくらいでした。
それが急に太ったんで、大学でウエイトをして、栄養学も学びました。大学で授業もありましたし、日本代表にも栄養士さんがいたので、どんどん知識を得ていった形です。
――社会人になってからの変化は?
試合期間中の食事は自分なりに変えていきました。大まかに言うと、土日の試合に向けて、木・金とか金・土曜日はご飯やパスタなどの炭水化物を多く摂って、エネルギーとして蓄えるようにしたんです。
キノコや食物繊維、野菜はお腹がパンパンに張ってしまうことがあったんで、前日は抑えて、試合後に沢山摂取するようにしました。タンパク質も主に試合後ですね。週の初めの方はそういった栄養素を多くするように心がけました。
――その結果、パフォーマンスは上がりましたか?
はい、僕は試合中に足がつったり、バテたりすることが結構、あったんですけど、今シーズンなんかは一度もなかった。
試合前々日くらいから炭水化物を意識的に摂取してエネルギーを溜めておくことの大切さを痛感しました。体のコンディションもよくなったし、自分に合った食生活のサイクルが見つかった気がします。
――清水さんはキノコが好きだと伺いました。
そうですね。シメジ、マイタケ、エノキ、エリンギ、しいたけと全体的に好きです。鍋料理なんかの時は肉よりキノコを先に食べたりしていますよ(笑)。
――キノコには体の調子を整える効果があるということですが。
はい、それは知っています。最初はただ好きということで食べていたんですが、日本代表に行ったりするようになって、栄養士さんの指導を受けた時、キノコは食物繊維が豊富で、疲労回復効果が高く、低カロリーで体調のコントロールをしてくれる役割があると聞きました。僕は体重が増えやすいタイプなので、キノコを積極的に摂取しています。
――小学校4年生からバレーボールを始めた清水さんは当時から食事には気を付けていましたか?
いや、全然気を付けてなかったです(苦笑)。好きなものを好きなだけ食べるという感じで。でもご飯とおかずをしっかり食べるということは小さい頃から習慣にしていました。嫌いなものもほとんどなかったので、出されたものは全部食べてましたよ。
――ジャンクフードとかは?
田舎に住んでいたので、実は中学生になるまで一度もジャンクフードを食べたことがなかったんですよ(笑)。中学・高校の頃は「ジャンクフードってメチャクチャおいしいな」と思いましたけど、ホントにたまに食べるくらいでしたね。
成長期の頃はずっとお腹が空いていた感じだったので、練習が終わって帰り道にパン屋で買ったパンを食べたりとか、家に着くまでに何かしら口に入れていた感じでした。
――高校生のアスリートは1日5・6食は食べるのが普通ですもんね。
僕は実家から高校に通っていたんですけど、朝ご飯を食べて学校に向かい、昼食を食べて、部活が始まる前に何か間食して、練習後もまた間食して、家に着いたら夕飯を食べ、さらに寝る前に食べる…といった生活をしていたと思います。
母親が弁当を何食も作ってくれましたけど、それだけじゃ足りなかったな(笑)。その頃は食べても食べても体重が増えることはなかった。それだけ運動量と消費量が多かったのだと思います。
――体重が増えやすくなったのは成人してからですか?
大学生くらいからです。高校3年で部活を引退した後、1カ月くらいバレーボールから離れた時期があったんですけど、その間に10キロくらい太ったんです(苦笑)。運動をやめてもお腹は空くんで。「僕は太りやすい体質なんだ」とその時、初めて気づきました。
――その10キロ増はどうなったんですか?
大学に入ってウエイトトレーニングをしたことで、脂肪が筋肉に変化していったので、体重自体はそこまで変わらなかったですね。大学では体のどの部位を鍛えるかをトレーナーさんに指導してもらえたので、バレーボールに必要な筋肉がどんどんついていきました。パワーアップしたということですね。
――災い転じて福となると。
そういうことかなと思います。実は僕、小さい頃はぽっちゃり系だったんです。それが小学校高学年になるにつれてグッと身長が伸びて、普通のスマート系の体格になりました。ただ、中学・高校の頃は身長が伸び切って体重が追いつかなかったので、ホントに細かった。「マッチ棒」ってあだ名で呼ばれるくらいでした。
それが急に太ったんで、大学でウエイトをして、栄養学も学びました。大学で授業もありましたし、日本代表にも栄養士さんがいたので、どんどん知識を得ていった形です。
――社会人になってからの変化は?
試合期間中の食事は自分なりに変えていきました。大まかに言うと、土日の試合に向けて、木・金とか金・土曜日はご飯やパスタなどの炭水化物を多く摂って、エネルギーとして蓄えるようにしたんです。
キノコや食物繊維、野菜はお腹がパンパンに張ってしまうことがあったんで、前日は抑えて、試合後に沢山摂取するようにしました。タンパク質も主に試合後ですね。週の初めの方はそういった栄養素を多くするように心がけました。
――その結果、パフォーマンスは上がりましたか?
はい、僕は試合中に足がつったり、バテたりすることが結構、あったんですけど、今シーズンなんかは一度もなかった。
試合前々日くらいから炭水化物を意識的に摂取してエネルギーを溜めておくことの大切さを痛感しました。体のコンディションもよくなったし、自分に合った食生活のサイクルが見つかった気がします。