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食と体調管理

「長くトップで活躍し続けることでこれからのバレーボール界の指標になりたい」大怪我を乗り越えて東京五輪出場を果たした清水邦広の新たな目標と日々を支える食習慣

元川悦子

2023.09.01

写真提供:Panasonic PANTHERS

写真提供:Panasonic PANTHERS

■今後の目標

 サッカー元日本代表の中山ゴンさんと対談する機会があって、ゴンさんに長く現役を続ける理由を聞いたんです。

「自分は現役を長く続けて、サッカー界の指標を作ってるんだ。自分が40歳過ぎても活躍していたら、若い選手やこれから入ってきた選手の道ができる。カズさん(三浦知良=UDオリヴェイレンセ)には負けるけど」というゴンさんの話を聞いて、凄くカッコいいなと感じました。

 ゴンさんのように僕もバレーボール界の指標になりたいと思っています。堺ブレイザーズのミドルブロッカー・松本慶彦さんが42歳で現役を続けているんですけど、僕も追いつけ追い越せでやっていきたい。僕なりにオポジットの限界を超えて、長くトップパフォーマンスを出し続けたいと思っています。
 

写真提供:Panasonic PANTHERS

清水邦広/しみずくにひろ
1986年8月11日生まれ、193cm・98㎏
パナソニックパンサーズ所属、福井県出身
福井工業大学付属福井高校ー東海大学ーパナソニックパンサーズ

ママさんバレーをしていた母親の影響でバレーボールを始めると、高校時代には全国に名を知られる存在に。東海大学3年の時には日本代表デビュー。スケールの大きなオポジットとして将来を嘱望される。2008年北京五輪に最年少で出場した。2009年にパナソニックパンサーズ入りすると1年目からVリーグ連覇の原動力となり、MVP・スパイク賞・ベスト6入り。名実ともに日本のエースとなる。2013-14シーズンにも個人3タイトル獲得を果たす。2018年2月にひざの大ケガを負い、1年もの長期離脱を強いられる。それでも不屈の精神で2019年頭に戦線復帰。代表にも復帰、1年延期となった2021年東京五輪でベテランとして準々決勝に進出したチームを支えた。
 

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