現地時間12月23日に行なわれたプレミアリーグ第18節、リバプールはアーセナルと１-１で引き分けて首位奪回はならなかったが、遠藤航は公式戦６戦連続のスタメン入りで奮闘した。

　開始４分で先制を許すも、29分にモハメド・サラーのカットインからの素晴らしいゴールで追いついた本拠地アンフィールドでの一戦、遠藤は中盤でフル出場。データ専門サイト『WhoScored.com』によれば、ボールタッチ60回、パス48本（成功42本）、空中戦１回（勝利）、タックル６回（成功３回）、インターセプト２回、クリア１回、ファウル２回というスタッツを記録した彼は、試合後のSNSに「望んでいた結果ではありませんでしたが、間もなくやって来る次の試合（26日のバーンリー戦）でまた頑張ります」と投稿している。

　クラブは公式サイトで、遠藤のマルティン・ウーデゴーに対するボールカットからチャンスが生まれたことを伝え、SNSでは日本代表MFに「素晴らしいパフォーマンス」と賛辞。また、現地メディアの評価では、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』が10点満点の採点でチーム２番目タイの「７」、英国公共放送『BBC』はチーム５番目の「6.44」、スポーツ専門放送局『EUROSPORT』はチーム３番目の「６」を、それぞれ与えた。
  　アメリカの大手放送局のスポーツ専門サイト『NBC Sports』でも及第点の「６」とされ、寸評では「うまく隙間を埋めた。最初はスローペースだったが、試合のリズムを見つけ出した」と、時間の経過とともに試合に適応し、役割を果たせるようになったことを示している。

　一方、日刊紙『Daily Mail』は「７」の高採点とし、「マージーサイドでのプレーはスローペースで始まったが、日本代表のキャプテンはアレクシス・マク・アリステルの負傷によって出場機会を得てから、中盤での存在感を増してきた。来年１月、アジアカップによる彼の不在が惜しまれるだろう」と寸評を綴った。