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海外サッカー

三笘薫を一定期間欠くことになりそうなブライトン。「冬の移籍市場」における動きを専門メディアが展望!

THE DIGEST編集部

2023.12.26

クリスタルパレス戦で左足首を負傷した三笘。(C)Getty Images

クリスタルパレス戦で左足首を負傷した三笘。(C)Getty Images

 プレミアリーグ第18節のクリスタルパレス戦(1-1のドロー)で左足首を負傷して途中交代となった三笘薫。後に自身のSNSに「負傷で離脱するのは悔しいですが、より強くなって帰ってきます」と投稿している。

 これを報じたブライトンの地元紙『The Argus』は、「彼は日本(代表)やブライトンにとって良いニュースではないかもしれないことを示唆した」と伝え、12月27日のプレミアリーグ第19節トッテナム戦は欠場が濃厚であるがゆえに、「三笘の怪我により、シモン・アディングラには、好きな左サイドでプレーするチャンスが訪れるかもしれない」と綴った。

 アジアカップの開幕(1月12日)も近いため、怪我の具合が気にかかる背番号22だが、ブライトンにとってはいずれにせよ、このウインガーを一定期間欠くことを余儀なくされるため、いかにこの戦力的な空白を埋めるかが課題となる。
 
 大会の優勝候補筆頭と目される日本が決勝まで進出すれば、三笘は少なくともプレミアリーグ第21節のウォルバーハンプトン戦から、ルートンタウン戦、クリスタルパレス戦、トッテナム戦への出場が不可能となるが、ほぼ同じ日程で開催されるアフリカネーションズ・カップにはアディングラが開催国コートジボワールの代表として招集される可能性が高いため、さらに戦力的な不安は膨らむことになる。

 すでに、ソリー・マーチ、フリオ・エンシソ、アンス・ファティが長期欠場している中で、有効なオプションは、ブライトンのクラブ専門サイト『WE ARE BRIGHTON.COM』によれば、本来はセンターでのプレーがより適しているジョアン・ペドロとファクンド・ブオナノッテ、冬に加入するルーマニアU-21代表の18歳、アドリアン・マジルと19歳のベニチオ・ベイカー=ボアイティということになる。

 この窮地を乗り切るため、噂されるユベントスのサミュエル・イリング・ジュニオールを獲得するという手もあるが、同メディアによれば、アブダラ・シマ、イェレミー・サルミエントを、それぞれレンタル先のレンジャーズ、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンから急遽呼び戻すか、ロベルト・デ・ゼルビ監督が違うポジションの選手を上手く起用することで解決策を見つける可能性も排除できないという。
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