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日本代表

屈辱の“引き立て役”日韓がともに2試合で選出…驚き満載のアジアカップ「最大の番狂わせトップ5」を印メディアが選定

THE DIGEST編集部

2024.02.09

日本はイランに敗れベスト8で大会から姿を消した。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

日本はイランに敗れベスト8で大会から姿を消した。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 いよいよ決勝を残すのみとなった今回のアジアカップ。決勝のカードは、2大会連続でファイナリストとなった開催国カタールと、5回目の本大会出場で初めてアジア制覇に王手をかけたヨルダンという、予想外の組み合わせとなった。

【画像】アジアカップに臨む日本代表26名を一挙紹介!
 大会前の優勝予想では、日本を筆頭に、韓国、イラン、オーストラリア、サウジアラビアが続いていたが、準決勝までに全てが姿を消すという驚きの結果に。内容的にも強豪と目されたチームが押し込まれたりと、今大会は各国が力を上げ、チーム間の実力差が縮まってきていることを実感させている。

 インドのスポーツ専門メディア『KHEL NOW』は、「アジアカップの魅惑的な旅の中で、サッカーファンは運命のいたずらが入り混じった、神経をすり減らすような数々の戦いを目撃したが、歴史のアーカイブにその名を刻むべく、予想や期待に立ち向かいながらスポットライトを当てられたのは、多くの“弱者”だった。トーナメントは驚きのスペクタクルだ」と今大会を総括し、それを象徴するような「最大の番狂わせトップ5」を選定した。

 まず5位は、本大会初出場のタジキスタンが準優勝の経験もあるUAEを下した決勝トーナメント・ラウンド・オブ16の一戦で、試合は1-1からのPK戦(5-3)で決着。同メディアは、このニューフェースを「記憶に残る形でデビューを飾った。大会を通して、タジキスタンは確固たる決意と信念を示し、あらゆる技術を駆使し、厳しい相手と戦い続けた」と賛辞を贈っている。

 続いて4位は、マレーシアが韓国相手に3-3の引き分けに持ち込んだグループEの最終節。しかも、先制を許すも逆転し、同点で迎えた後半アディショナルタイム(AT)の4分でソン・フンミンに勝ち越しゴールを決められたが、ここで諦めることなく、なんとAT15分に追いつくという劇的な結末に、同メディアは「予測不可能な美しい試合」と試合自体を称賛するとともに、マレーシアを「手強い相手に支配されても希望を決して失わず、持ち味を発揮した」と評した。
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