ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希は現地時間8月14日、負傷者リスト入り後で初めてマイナーのゲームに出場。右肩インピンジメント症候群も回復に向かい、およそ3か月ぶりの実戦マウンドに登ったが、期待されていたものとは異なる結果となり、今後の復調を危惧する声も聞こえてきている。
3Aの試合に登板した佐々木は、当初予定した3イニングを投げ終える前に降板。初回からの失点や2回0/3で6本のヒットを許すなど、メジャー復帰に疑問符が付く内容となった。また、デーブ・ロバーツ監督も試合後、佐々木の投球を振り返り、最速が95.7マイル(約154キロ)だったことへ戸惑いのコメントも残している。
全体を通して不本意な内容となった日本人右腕のピッチングは、海外でも報じられている。韓国メディア『スポーツ朝鮮』では、佐々木の初めてのリハビリ登板について、「41球を投げ、うちストライクは25球。しかしボールとストライクの差が大きく、失投も多かった」とレポート。さらに、「何より直球の球速が出なかった。直球は26球投げて最速95.7マイル、平均93.7マイルにとどまった」と綴っている。
同メディアは、佐々木の球速をさらにフォーカスし、「日本の千葉ロッテ時代に全盛期を迎えた2023年の直球平均球速は98.8マイル。肩と腹斜筋を痛めた昨年でさえ96.7マイルだった。今年、MLBにデビューした際も直球平均は96.0マイルを記録していた」などと回想した。
そして、5月のIL入り後を振り返り、「7月中旬から8月初めのブルペン投球、ライブピッチングでは平均96マイル前後、最速97マイルを計測していた」と訴える。
佐々木の最大の特徴が世界屈指のスピードボールにあると説く同メディアは、「千葉ロッテ時代には最速102マイル、2023年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では101.9マイルを記録した佐々木だが、その迫力を取り戻すには相当な時間を要する見込みだ」と指摘。さらに、「あるいはこの先、100マイルに再び届かない可能性もある」などとも持論を展開している。
チームのプレーオフ争いも佳境を迎えるなかで、回復状況が注目を集めている佐々木。長くコンディション調整に苦しむルーキーシーズン、今後、大観衆の前で再びそのポテンシャルを発揮する瞬間は訪れるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】佐々木朗希、課題が残る4か月ぶりの実戦マウンド
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全体を通して不本意な内容となった日本人右腕のピッチングは、海外でも報じられている。韓国メディア『スポーツ朝鮮』では、佐々木の初めてのリハビリ登板について、「41球を投げ、うちストライクは25球。しかしボールとストライクの差が大きく、失投も多かった」とレポート。さらに、「何より直球の球速が出なかった。直球は26球投げて最速95.7マイル、平均93.7マイルにとどまった」と綴っている。
同メディアは、佐々木の球速をさらにフォーカスし、「日本の千葉ロッテ時代に全盛期を迎えた2023年の直球平均球速は98.8マイル。肩と腹斜筋を痛めた昨年でさえ96.7マイルだった。今年、MLBにデビューした際も直球平均は96.0マイルを記録していた」などと回想した。
そして、5月のIL入り後を振り返り、「7月中旬から8月初めのブルペン投球、ライブピッチングでは平均96マイル前後、最速97マイルを計測していた」と訴える。
佐々木の最大の特徴が世界屈指のスピードボールにあると説く同メディアは、「千葉ロッテ時代には最速102マイル、2023年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では101.9マイルを記録した佐々木だが、その迫力を取り戻すには相当な時間を要する見込みだ」と指摘。さらに、「あるいはこの先、100マイルに再び届かない可能性もある」などとも持論を展開している。
チームのプレーオフ争いも佳境を迎えるなかで、回復状況が注目を集めている佐々木。長くコンディション調整に苦しむルーキーシーズン、今後、大観衆の前で再びそのポテンシャルを発揮する瞬間は訪れるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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