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MLB

不振脱却した鈴木誠也をカブス指揮官「ポジティブな兆候」 2試合連続30号満塁弾を称賛「自信が重要だ」

THE DIGEST編集部

2025.09.27

カブスの鈴木は7回の第4打席で30号満塁弾を放った。(C) Getty Images

カブスの鈴木は7回の第4打席で30号満塁弾を放った。(C) Getty Images

 プレーオフを前に復調の兆しが見えている。

 現地9月26日、シカゴ・カブスの鈴木誠也は本拠地で行なわれたセントルイス・カーディナルス戦に「5番・右翼」として先発出場し、7回に2試合連続の30号グランドスラムを放った。シーズン30本塁打・100打点を達成するのは、松井秀喜、大谷翔平に次ぐ日本人史上3人目の快挙だ。

 一時は本塁打から遠ざかっていた鈴木だが、前日のニューヨーク・メッツ戦で39試合ぶりの28号ソロ、29号3ランをかっ飛ばし、バットの気配が上向いていた。勢い付いたこの日は、7回1死満塁の第4打席でカーディナルスの4番手右腕クリス・ロイクロフトと対峙。カウント2-1から投じられた外角のシンカーを強振すると、これが左中間席に着弾する見事な一発となった。
 
 試合後、カブスを率いるクレイグ・カウンセル監督は、地元放送局『Marquee Sports Network』などの取材に応じ、鈴木の復調ぶりを称賛。ピート・クロウ=アームストロングの30号到達にも触れながら、「彼らのことがうれしい。ピートが良いスイングをし、セイヤも調子を上げてきている。ポジティブな兆候だ」と充実感をにじませた。

 また、マイケル・ブッシュを含む30発トリオについては、「3人もラインナップに揃うというのは、本当に難しい。私たちが攻撃面で優れたチームである理由だ」と話したカウンセル監督。「自信が重要だと思う。少し不調だったセイヤにとって、終盤の試合で本塁打を何本か打てるというのは、かなり大きいはずだ」と続けていた。

 直近2戦3発と完全に勢いに乗っている鈴木。レギュラーシーズン残り2試合、そしてプレーオフでも日本人スラッガーの活躍が楽しみでならない。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】鈴木誠也、30号満塁弾&100打点到達!

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