衝撃の1試合2発だ。
現地10月8日、ロサンゼルス・ドジャースはフィラデルフィア・フィリーズとのナ・リーグ地区シリーズ第3戦に2対8で敗れ、リーグ優勝決定シリーズ進出は明日にお預けとなった。この試合、フィリーズの主砲カイル・シュワーバーが2ホーマーと大活躍。リーグ本塁打、打点の2冠スラッガーが大爆発した。
フィリーズが1点を追う4回、シュワーバーはドジャース先発・山本由伸の真ん中高めに甘くきた速球を完璧に捉えると、打球は右翼席上段へ飛び込んだ。打たれた瞬間、山本も絶叫するほどの打球は時速117.2マイル(約188.6キロ)、飛距離455フィート(約138.6メートル)を計測する超特大弾にドジャース・スタジアムは騒然だった。
主砲の一発で勢いづいたフィリーズ打線は、このあと連打から3点を追加して逆転に成功。さらに次のイニングも無死からの連打で山本をマウンドから引きずり下ろした。
シュワーバーはさらにドジャース投手陣に襲いかかる。2点リードの8回、前のイニングから救援登板した通算223勝左腕のクレイトン・カーショウから右越え2ラン。今度は右翼フェンスをギリギリで越えた。試合前まで7打数無安打5三振と不振だった主砲が完全に目覚めた。この回、フィリーズ打線はカーショウを攻め一挙5点を追加し、試合を決めた。
MLB公式サイト『MLB.com』のサラ・ラングス記者によると、シュワーバーの1本目はスタットキャスト導入後のポストシーズン(2015年以降)で、打球速度117マイル以上のホームランはこれまでに8本を記録。そのうちの3本はシュワーバーが放っていると衝撃報告した。ちなみに残り5本はニューヨーク・ヤンキースのジャンカルロ・スタントンが3本、大谷翔平が2本をマークしている。
さらにシュワーバーの2本目のアーチが飛び出すと、ラングス氏は再び興味深いデータを紹介。MLBのポストシーズン最多本塁打でシュワーバーが歴代3位(通算23本目)に浮上したと興奮気味に伝えた。
今季56本塁打を放ったキングがついに覚醒したか。一方、シュワーバーと最後までタイトルを争い1本差届かなかった大谷は5打数ノーヒット。ポストシーズン5試合では、ホームランが2本あるものの、地区シリーズ3試合では通算14打数1安打1打点で打率.071と不振に陥っている。
▼MLBポストシーズン歴代最多本塁打
1位 マニー・ラミレス(ボストン・レッドソックスなど) 29本
2位 ホセ・アルトゥーベ(ヒューストン・アストロズ) 27本
3位 カイル・シュワーバー(フィラデルフィア・フィリーズ) 23本
4位 バーニー・ウィリアムズ(ニューヨーク・ヤンキース) 22本
5位 ジョージ・スプリンガー(トロント・ブルージェイズ) 20本
〃 デレク・ジーター(ニューヨーク・ヤンキース) 20本
構成●THE DIGEST編集部
【動画】シュワーバーがドジャースを粉砕!衝撃の2ホーマー
【記事】「昨年から最も成長した選手」ロバーツ監督が断言! 「WHIP 0.95」が示す“超一流”の証明「間違いなく彼がナンバーワンだ」
現地10月8日、ロサンゼルス・ドジャースはフィラデルフィア・フィリーズとのナ・リーグ地区シリーズ第3戦に2対8で敗れ、リーグ優勝決定シリーズ進出は明日にお預けとなった。この試合、フィリーズの主砲カイル・シュワーバーが2ホーマーと大活躍。リーグ本塁打、打点の2冠スラッガーが大爆発した。
フィリーズが1点を追う4回、シュワーバーはドジャース先発・山本由伸の真ん中高めに甘くきた速球を完璧に捉えると、打球は右翼席上段へ飛び込んだ。打たれた瞬間、山本も絶叫するほどの打球は時速117.2マイル(約188.6キロ)、飛距離455フィート(約138.6メートル)を計測する超特大弾にドジャース・スタジアムは騒然だった。
主砲の一発で勢いづいたフィリーズ打線は、このあと連打から3点を追加して逆転に成功。さらに次のイニングも無死からの連打で山本をマウンドから引きずり下ろした。
シュワーバーはさらにドジャース投手陣に襲いかかる。2点リードの8回、前のイニングから救援登板した通算223勝左腕のクレイトン・カーショウから右越え2ラン。今度は右翼フェンスをギリギリで越えた。試合前まで7打数無安打5三振と不振だった主砲が完全に目覚めた。この回、フィリーズ打線はカーショウを攻め一挙5点を追加し、試合を決めた。
MLB公式サイト『MLB.com』のサラ・ラングス記者によると、シュワーバーの1本目はスタットキャスト導入後のポストシーズン(2015年以降)で、打球速度117マイル以上のホームランはこれまでに8本を記録。そのうちの3本はシュワーバーが放っていると衝撃報告した。ちなみに残り5本はニューヨーク・ヤンキースのジャンカルロ・スタントンが3本、大谷翔平が2本をマークしている。
さらにシュワーバーの2本目のアーチが飛び出すと、ラングス氏は再び興味深いデータを紹介。MLBのポストシーズン最多本塁打でシュワーバーが歴代3位(通算23本目)に浮上したと興奮気味に伝えた。
今季56本塁打を放ったキングがついに覚醒したか。一方、シュワーバーと最後までタイトルを争い1本差届かなかった大谷は5打数ノーヒット。ポストシーズン5試合では、ホームランが2本あるものの、地区シリーズ3試合では通算14打数1安打1打点で打率.071と不振に陥っている。
▼MLBポストシーズン歴代最多本塁打
1位 マニー・ラミレス(ボストン・レッドソックスなど) 29本
2位 ホセ・アルトゥーベ(ヒューストン・アストロズ) 27本
3位 カイル・シュワーバー(フィラデルフィア・フィリーズ) 23本
4位 バーニー・ウィリアムズ(ニューヨーク・ヤンキース) 22本
5位 ジョージ・スプリンガー(トロント・ブルージェイズ) 20本
〃 デレク・ジーター(ニューヨーク・ヤンキース) 20本
構成●THE DIGEST編集部
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