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「球自体は良かった」佐々木朗希に指揮官は揺るがぬ信頼!「任せられると思った」NLCS初戦で苦しい登板も評価変わらず

THE DIGEST編集部

2025.10.14

制球が定まらず、2死一、三塁のピンチを残して降板した佐々木。(C) Getty Images

制球が定まらず、2死一、三塁のピンチを残して降板した佐々木。(C) Getty Images

 現地10月13日(日本時間14日)、ナショナル・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)第1戦、ロサンゼルス・ドジャースは敵地でミルウォーキー・ブルワーズと対戦した。2対0とリードして迎えた9回、ドジャース2番手としてマウンドを託されたのは佐々木朗希だった。

 緊迫した場面での登板となった佐々木だったが、この日は制球が定まらず、5人の打者に対して22球を投げ、被安打1、与四球2、失点1。2死一、三塁のピンチを残して降板する形となった。チームは辛くも2対1で勝利を収めたものの、佐々木の投球には課題を残す結果となった。
 
 試合後、地元放送局『SportsNet LA』などの取材に応じたデーブ・ロバーツ監督は、佐々木の投球内容について「惜しい球はいくつかあったが、四球を2つ与えたのが痛かった。球自体は良かったと思う。ただ、コースを少し外れていただけだ」と話し、ボールの質そのものについては悲観していない姿勢を示した。

 一方で、フィラデルフィア・フィリーズとのナショナル・リーグ地区シリーズ第4戦で3イニングの投球による疲労の影響を問う声もあった。これについて指揮官は「それは分からない」としたうえで、「ロウキは中3日あったし、登板前も“最高の気分だ”と言っていた。彼自身やコーチ、トレーニングスタッフを信頼し、任せられると思った」と説明。起用に迷いがなかったと明かした。

 結果こそ苦しい内容となったが、ロバーツ監督の佐々木への信頼は揺るがない。「任せられると思った」という言葉には、若き右腕への厚い期待が込められている。苦いNLCS初戦の登板を糧に、佐々木が再びマウンドに立つその日が待たれる。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】佐々木朗希、1死二・三塁から犠牲フライで1点を許す
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