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日本人選手も?「ドジャースにはライト級、ミドル級、ヘビー級の補強候補が残っている」LAメディア提唱「さまざまなレベルで適合」

THE DIGEST編集部

2025.12.29

ドジャース専門メディア“ヘビー級”の補強候補に挙げたのは、カブスからFAとなっているタッカーだった。(C)Getty Images

ドジャース専門メディア“ヘビー級”の補強候補に挙げたのは、カブスからFAとなっているタッカーだった。(C)Getty Images

 現地12月4日にミゲル・ロハスと再契約し、12日にエドウィン・ディアスを獲得して以降、ロサンゼルス・ドジャースの陣容に大きな動きがない。米メディアが補強候補としてさまざまな選手名を挙げるなか、12月27日に専門メディア『Dodgers Way』が「ドジャースにはライト級、ミドル級、ヘビー級の補強候補が1人ずつ残っている」と報じた。

「今オフの市場で、ドジャースは長期戦を戦える恵まれた立場にある。左翼、二塁、ブルペンと補強が必要なポジションは多いものの、大きな穴を埋める必要性はそれほど高くない。もちろん、市場のどのレベルにおいてもドジャースを無視することはできない。アンドリュー・フリードマン編成本部長が率いるチームは、アップグレードできるような話があれば、全力で追及するだろう」

 このように状況を説明した同メディアは、「チームが求める条件に合うフリーエージェントが3人いる。ライト級が1人、ミドル級が1人、そしてチームをトップに押し上げ、支配力をさらに高めてくれる真のヘビー級選手が1人だ」と3選手名を挙げた。

 
「ライト級はキケ・ヘルナンデスだ。ポストシーズンでヒーローになったユーティリティーのミゲル・ロハスと再契約したのなら、キケとも再契約しない理由がないだろう。このオフに肘の手術を受けたため、シーズン最初の1~2か月を欠場するだろうが、チームがキケを迎える理由は、レギュラーシーズンではなく10月(ポストシーズン)の活躍のためだ」

 ミドル級の補強候補としたのが、今オフにメジャー挑戦を狙う岡本和真。「多くの日本人を雇用しているから、きっと適任だろうという漠然としたイメージ以外に、ドジャースと岡本を結び付けるものはない。とはいえ、三塁手のマックス・マンシーは35歳で、一塁手フリーマンは36歳。岡本は内野の両コーナーを守れるし、パートタイムの外野も可能だ。27年にはマンシーが契約を満了するため、フルタイムの三塁手になれる可能性がある。移籍専門メディア『MLB Trade Rumors』は岡本を4年6400万ドル(約99.7億円)と評価した。まさにミドル級の選手層に位置付けられる」。

 最後のヘビー級には、シカゴ・カブスからFAとなっているカイル・タッカーを挙げた。「タッカーがドジャースに合致するのは明らかだ。LAは外野手不足で資金力もある。そしてタッカーは市場で最高の外野手。一体何が問題なのだろうか? ドジャースはタッカーに対して短期・高額と評価しているようだが、契約できればお買い得だろう。実現の可能性は低いかもしれないが、タッカーを獲得できれば開幕前にリーグの他球団を屈服させ、ワールドシリーズ3連覇に届くかもしれない」。

 ほかにも多くの補強ターゲットが報じられているドジャースは、実際にどんな動きを見せるのか。

構成●THE DIGEST編集部

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