マリナーズ専門サイト『SoDo Mojo』が12月28日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に関する記事を配信。「WBCがマリナーズのスプリングトレーニングをより刺激的にする理由」との見出しで、代表選手がチームを離れることで、若手プレーヤーの成長を促すとの見方を伝えている。
その中では、すでに米国代表入りが内定しているカル・ローリーや、メキシコ代表での出場を表明しているアンドレス・ムニョスとランディ・アロザレーナ、ドミニカ共和国代表候補に名を連ねたフリオ・ロドリゲスとルイス・カスティーヨなど、マリナーズから多くのレギュラー選手のWBC出場が見込まれるとして、「マリナーズは数週間、主力プレーヤーを欠いた状態でオープン戦を戦わなければならない」と主張している。
だが同メディアは、「実際のところ、ベテランのメジャーリーガーが春先に多くの打席を与えられることはない。(オープン戦での)出場機会は組織内のさまざまなレベルの選手に割り振られる」と指摘。続けて、チームのメリットに目を向け、「シアトルにとっては、主力が不在となる状況こそが、ファームにとって必要な環境と言えるかもしれない」などと論じている。
そのうえで、来年のスプリングトレーニングの重要性について、「3月は、マイアミで優勝トロフィーを争う者にとっても、ピオリア(キャンプ地)で何も懸からない試合に出る者にとっても、大きな意味を持つ月になる」と強調。加えて、「スプリングトレーニングのチーム成績がレギュラーシーズンに直接影響することはないが、個々の結果は、2026年に誰がグラウンドに立つのかを大きく左右する可能性がある」と持論を並べた。
トピックでは他にも、「『王朝』と呼ぶにはまだ早いかもしれない。それでもマリナーズの未来が明るいことは疑いようがない」と綴るなど、所属の若手選手への期待も覗かせている。世界の頂点を目指すWBCの戦いは、来季こそワールドシリーズ制覇を目標に掲げるマリナーズ球団内の競争も、熾烈なものにする機会となるのかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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だが同メディアは、「実際のところ、ベテランのメジャーリーガーが春先に多くの打席を与えられることはない。(オープン戦での)出場機会は組織内のさまざまなレベルの選手に割り振られる」と指摘。続けて、チームのメリットに目を向け、「シアトルにとっては、主力が不在となる状況こそが、ファームにとって必要な環境と言えるかもしれない」などと論じている。
そのうえで、来年のスプリングトレーニングの重要性について、「3月は、マイアミで優勝トロフィーを争う者にとっても、ピオリア(キャンプ地)で何も懸からない試合に出る者にとっても、大きな意味を持つ月になる」と強調。加えて、「スプリングトレーニングのチーム成績がレギュラーシーズンに直接影響することはないが、個々の結果は、2026年に誰がグラウンドに立つのかを大きく左右する可能性がある」と持論を並べた。
トピックでは他にも、「『王朝』と呼ぶにはまだ早いかもしれない。それでもマリナーズの未来が明るいことは疑いようがない」と綴るなど、所属の若手選手への期待も覗かせている。世界の頂点を目指すWBCの戦いは、来季こそワールドシリーズ制覇を目標に掲げるマリナーズ球団内の競争も、熾烈なものにする機会となるのかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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