西武　３－０　日本ハム／６月19日／メットライフドーム

　プロ野球が19日、３カ月遅れで開幕し、メットライフドームで西武と日本ハムが対戦した。

　西武・ニール、日本ハム・有原航平の両先発は順調な立ち上がりを見せ、３回までは両チーム無得点で進んだ。

　試合が動いたのは４回裏。１番からの好打順の西武は、スパンジェンバーグ、源田壮亮の連打でチャンスを作り４番山川穂高の内野安打で先制。続く外崎修汰の押し出し四球、栗山巧の内野ゴロの間にさらに２点を加えた。

　昨季12勝を挙げたニールは６回まで１安打に抑える完ぺきなピッチング。西武は７回平井克典、８回ギャレット、９回増田達至とつなぎ、無失点リレーを完成させた。

　日本ハムも有原が６回３失点と粘り、後に登板した堀瑞輝、金子弌大も無失点に抑えたが打線が振るわず、開幕戦は西武に軍配が上がった。
  　ヒーローインタビューに登場したニールは、自身のピッチングについて「全体的に良かった」と振り返った。３カ月遅れの開幕までの過ごし方について「厳しい状況ではあったが、しっかりとシーズンに向けて準備が出来ていた」と語った。最後に「ファンの方々に球場に戻って、大きな声援をいただけるまでは自分たちもしっかりと頑張っていきたいと思います」と抱負を述べた。

　20日は西武・松本航、日本ハム・加藤貴之の予告先発で14時開始予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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