ソフトバンク8-7オリックス/8月11日/PayPayドーム
ソフトバンクが接戦を制し、首位を守った。
ソフトバンク・千賀滉大、オリックス・山本由伸という球界屈指の右腕対決となったこの試合。予想に反し、立ち上がりから大きな動きを見せた。
1回裏、ソフトバンクは3番中村晃の2ランなどで3点を先制。2回にも2番柳田悠岐の2ランで加点する。
オリックスは5点ビハインドの5回表、ソフトバンクのセカンド・川瀬晃の2エラーに乗じて2点を返すと、なおも二死満塁で打席には5番T-岡田。右中間へのグランドスラムが飛び出し試合をひっくり返した。
6回裏のソフトバンクは、オリックス二番手・吉田凌から8番川瀬、9番松田宣浩が四球を選ぶ。二死後、打席には柳田。三番手齋藤綱記が投じた外角へのスライダーをすくった当たりは右中間へ。体勢を崩されながらもテラス席まで運び、「彼にしか打てない」と工藤監督に言わしめた。
この一発で再度逆転したソフトバンクは、7回に1点を返されるも、8回モイネロ、9回森唯斗と繋ぎ1点を守り切った。
2本塁打の柳田は、1本目の本塁打について「なんとかバットに当てようと、それだけを考えていた」と振り返った。2本目については「晃(川瀬)が塁に出てくれたので、何とかしたかった。気持ちだけで打った」と話し、後輩のミスをカバーする漢気を見せた。
本塁打の後、「お前は悪くない。千賀が悪いんだ」と“柳田節”で川瀬を励ました柳田。「明日からも気持ちよく野球をやってもらいたい」と終始後輩を思いやっていた。
最後は「明日からも試合が続くので、いい結果が残せるように頑張りたい」と抱負で締めくくった。
12日は6連戦の行方を左右する重要な第2戦。ソフトバンクは和田毅、オリックスは田嶋大樹の両左腕が先発する。
構成●THE DIGEST編集部
ソフトバンクが接戦を制し、首位を守った。
ソフトバンク・千賀滉大、オリックス・山本由伸という球界屈指の右腕対決となったこの試合。予想に反し、立ち上がりから大きな動きを見せた。
1回裏、ソフトバンクは3番中村晃の2ランなどで3点を先制。2回にも2番柳田悠岐の2ランで加点する。
オリックスは5点ビハインドの5回表、ソフトバンクのセカンド・川瀬晃の2エラーに乗じて2点を返すと、なおも二死満塁で打席には5番T-岡田。右中間へのグランドスラムが飛び出し試合をひっくり返した。
6回裏のソフトバンクは、オリックス二番手・吉田凌から8番川瀬、9番松田宣浩が四球を選ぶ。二死後、打席には柳田。三番手齋藤綱記が投じた外角へのスライダーをすくった当たりは右中間へ。体勢を崩されながらもテラス席まで運び、「彼にしか打てない」と工藤監督に言わしめた。
この一発で再度逆転したソフトバンクは、7回に1点を返されるも、8回モイネロ、9回森唯斗と繋ぎ1点を守り切った。
2本塁打の柳田は、1本目の本塁打について「なんとかバットに当てようと、それだけを考えていた」と振り返った。2本目については「晃(川瀬)が塁に出てくれたので、何とかしたかった。気持ちだけで打った」と話し、後輩のミスをカバーする漢気を見せた。
本塁打の後、「お前は悪くない。千賀が悪いんだ」と“柳田節”で川瀬を励ました柳田。「明日からも気持ちよく野球をやってもらいたい」と終始後輩を思いやっていた。
最後は「明日からも試合が続くので、いい結果が残せるように頑張りたい」と抱負で締めくくった。
12日は6連戦の行方を左右する重要な第2戦。ソフトバンクは和田毅、オリックスは田嶋大樹の両左腕が先発する。
構成●THE DIGEST編集部