復帰早々、サムライが大暴れしている。シカゴ・カブスの鈴木誠也だ。

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　現地時間７月４日、敵地で行なわれたミルウォーキー・ブルワーズ戦に「４番・ライト」でスタメン出場した鈴木は、５回の第３打席に勝ち越し６号２ランを放つなど、５打数２安打３打点と躍動。左手薬指の負傷から完全復活を果たし、８対３とチームの勝利に貢献した。

　５月下旬の負傷者リスト（IL）入りから１か月以上にわたって戦線離脱し、傘下３Ａアイオワでの３試合を挟んでメジャーの舞台へと帰ってきた鈴木。前日の復帰戦で自身初となるランニング本塁打をマークすると、続く今回の試合でも目に見える結果を残してみせた。
　連日のハイパフォーマンスで存在感をアピールしている背番号27には、チームの指揮官も惜しまない。MLB公式サイトによると、カブスのデビッド・ロス監督は試合後、メジャー復帰を果たした鈴木について、「彼は本当に調子がよさそうだ」と印象を明かしたという。

　さらに、「私にはタイミングが戻ってきたように見える」と鈴木の分析を続ければ、「開幕直後のようだ」ともコメント。開幕２週目の週間MVPや、４月の月間最優秀新人に選ばれるなど、鮮烈なメジャーデビューを飾った今季序盤の姿と重ね合わせているようだ。

　はたして、この勢いを明日以降も繋げていけるか――。今後、さらなる活躍に期待が高まる。

構成●THE DIGEST編集部

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