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大谷翔平のトレード案は「クレイジーな考えではない」!“なおエ”続きのエンジェルスにMLB公式も「オオタニ放出」による再建案に理解

THE DIGEST編集部

2022.07.21

オールスターに出場した選手でトレードの可能性がある10人に、大谷が挙げられた。(C)Getty Images

オールスターに出場した選手でトレードの可能性がある10人に、大谷が挙げられた。(C)Getty Images

 現地時間8月2日の期限までに複数の選手らがトレードされると予想されている。つまり2週間足らずの間にチームが変わる選手が出てくるのだ。MLB公式メディア『MLB.com』は、オールスター・ゲーム出場した選手のなかからトレードの可能性がある10人をリストアップした。

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 その一人が大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)だ。同メディアは、「ほぼ間違いなく、投打両方の仕事のおかげで、メジャーのなかで最も価値がある選手」とサムライを評する。そして「一見、エンジェルスがオオタニをトレードに出すというアイデアは馬鹿げているように感じる」と率直な意見を記した。

 だが2023年のオフにFA権を取得することを踏まえたうえで、「エンジェルスに若手有望株をもたらす。28歳のオオタニをトレードに出すことはファンの反感を買う行動ではあるが、様々な分野をエンジェルスは改善することができる」と候補として挙げた理由を説明した。
 
 実際、大谷は今季も「MVPを獲得するのでは?」と予想されるほどで、ここまで投げては9勝4敗、防御率2.38、123奪三振。打者では19本塁打、56打点、10盗塁をマークするなど走攻守の三拍子が揃っているのが成績からも見て取れる。

 だが野球ファンの間では「なおエ」と俗語が流行するように、前半を終えチームは39勝53敗で勝率.424。アメリカン・リーグ西地区4位と首位のヒューストン・アストロズに20.5ゲーム差と突き放されている。すでにワイルドカード争いすら厳しく、チームの立て直しを求める声が大きいのも事実だ。

 そんなエンジェルスが、再建のために大谷をリリースすることは「クレイジーな考えではない」と論じた。様々な媒体でトレード候補として名を連ねるサムライ。果たしてエンジェルスを去る日は近いのだろうか……。

構成●THE DIGEST編集部

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